【遊戯王】禁じられた一滴が人気急上昇！そのワケは？

前回の記事はコチラ
【遊戯王】6/24（水）ランキングデュエル優勝デッキを紹介！

どうも、最近一日一食はカップ麺の生活を送っているスタッフIです。
今回はタイトル通り、今『禁じられた一滴』の人気が上がっている理由を考察したいと思います。

どういうカード？

『RISE OF THE DUELIST』で登場した速攻魔法です。
自分の手札・場から自身以外のカードを任意の枚数墓地へ送って発動し、
発動するために墓地へ送った枚数だけ相手の場のモンスターを選び、ターン終了まで効果を無効にして攻撃力を半分にします。
さらにこのカードの発動に対して相手は墓地へ送ったカードと同じ種類（魔法・罠・モンスター）のカードの効果を発動できません。

どうして人気なのか

結論から言うと、それはこのカードの効果が環境にマッチしているからです。
ではなぜ環境にマッチしているのかを解説します。

まず、このカードで効果を無効にする処理は対象を取りません。
依然として強力なドラグーン・オブ・レッドアイズの対象耐性をすり抜けて効果を無効にし、打点を半分にすることもできるので突破しやすくなります。
モンスターをコストとして墓地へ送ればチェーンして無効にされることもありません。

先日登場し、早速環境で暴れているヌメロンに対しても有効なカードで、
ゲートオブヌメロンモンスターを複数体まとめて無力化できるだけでなく、ホープゼアルの封殺効果を後攻1ターン目からでもほぼ確実に止めることができます。

同じようなことができるカードには無限泡影と比べると1ターンに1枚しか使用できないという制約こそありますが、
コストさえ払えば一度に複数体のモンスターを無効化でき、盆回しなどでこちらの場にカードが送りつけられても使用できるのであちらよりも確実性が高いのも魅力的です。

現環境ではエルドリッチを除いた多くのデッキがモンスター効果による制圧を敷くため、それを確実に突破できるこのカードの需要が高まっているのです。

このカードを採用できるデッキ

汎用的な効果を持つので大体のデッキで採用できます。
デッキ内のカードの種類がバラけているデッキだとより多くのカードに対応できるようになります。

基本的に1～2枚程度の採用が多いようですが【閃刀姫】は例外でこのカードをフル投入していることがあります。
発動時のコストを利用することで一気に墓地に魔法を溜めることができ、これまで【閃刀姫】が苦手としていた
『対象にならない高打点モンスター』を簡単に突破できるようになりました。
無力化したモンスターをアフターバーナーで破壊してもよし、戦闘で破壊してもよしと処理方法のバリエーションも豊富です。
コストにした閃刀魔法カードをカガリやマルチロールなどで使い回せるのも相性がいい要因です。

他にも【インフェルノイド】や【彼岸】など墓地アドバンテージを重視するデッキでも活躍が見込めそうです。
ドラグーン以外にも『超雷龍-サンダー・ドラゴン』が苦手なデッキも採用しておけば突破の兆しが見えるかもしれません。

最後に

禁じられた一滴、今期の必須カードになりそうですね。