【遊戯王】きまぐれデッキ解説 ハーピィ編【#12】
前回の記事はこちら
前回の記事から少し間が空きましたが、第12回です。
今回紹介するのは初代遊戯王で孔雀舞が使用するテーマ【ハーピィ】デッキ!
根強い人気がある風属性・鳥獣族テーマです。
デッキレシピ
☆「ハーピィ」モンスターの特徴
「ハーピィ」モンスターには主に以下の2種類のテキストを持つモンスターが存在します。
A このカードのカード名はルール上「ハーピィ・レディ」として扱う。
B このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ハーピィ・レディ」として扱う。
一見似たような効果ですが、Aのみ手札やデッキでも「ハーピィ・レディ」として扱います。
つまり《万華鏡-華麗なる分身-》の効果で特殊召喚できるのはAの効果を持つカードです。
注意しなければならないのは、Aの効果を持つカードはデッキに合計3枚しか入れられないという点です。
『ルール上「ハーピィ・レディ」として扱う』ので『同名カードは3枚まで』という構築のルールに引っかかるというわけですね。
☆デッキの回し方
①《ハーピィ・チャネラー》から展開!
手札の「ハーピィ」を捨てることでデッキから「ハーピィ」を特殊召喚します。
レベル4の「ハーピィ」モンスターを特殊召喚することでランク4、《ハーピィズペット竜》を特殊召喚することでランク7のエクシーズ召喚ができます。
今後登場予定のシンクロモンスター《ハーピィ・レディ・SC》は『このカードをS召喚する場合、自分フィールドの「ハーピィ」モンスター1体をチューナーとして扱う事ができる』という効果を持つのでこちらもシンクロ召喚可能です。
もちろんリンク召喚に使うこともできるので、状況に応じて展開していきましょう!
②バウンスを活用しよう!
《ハーピィ・ハーピスト》や《ハーピィ・ダンサー》は自分フィールドのモンスターを手札に戻す(バウンスする)効果を持っています。
バウンスといえば《霞の谷の神風》ですね。
自分フィールドの風属性モンスターが手札に戻った場合にデッキからレベル4以下の風属性モンスターを特殊召喚できます。
今回のデッキには採用しませんでしたが、《A・ジェネクス・バードマン》や《霞の谷のファルコン》などバウンス効果を持った優秀なカードは多いので、試してみるのもいいですね。
③強力カード《ハーピィの羽根吹雪》!
《ハーピィの羽根吹雪》は「ハーピィ」モンスターが存在する場合手札から発動できる罠カードで、ターン終了時まで相手の発動したモンスター効果を無効にします。
《無限泡影》のように相手のモンスター効果を無効にするのではなく、そのターン中に相手が発動する全てのモンスター効果が無効になります。
モンスター効果を使わずに展開するデッキは限られているので、相手は1ターンほぼ動くことができなくなるでしょう。
②の効果は制限カードである《ハーピィの羽根箒》を使い回すことができる効果ですが、基本的には①の効果を発動したほうが強いと思います。
現在は色々な風属性テーマがありますが【ハーピィ】はその元祖とも言えるテーマです。
気になった方は是非組んでみてくださいね!