【デュエマ】時代を彩った強力デッキ!ここに集結!【デッキ紹介】
時代の変遷によって失われたデッキは数多く存在する。
ある者は才気あるデッキビルダーの手によって環境を脅かす脅威となり、
ある者は強力すぎるデザイナーズコンボによって弱体化を余儀なくされた。
強力なデッキというものは存在自体に価値があり、そのデッキに勝つためにはどうすれば良いか、プレイヤーの思考の種となる。
たとえそのデッキが原因で殿堂、プレミアム殿堂カードを出してしまっても、そのデッキが悪辣たるデッキであっても、思考の種となり、プレイヤーを大きく成長させることには変わりはないのだ。
今の環境のみを追うのは悪いことではない。
むしろそんなプレイヤーの才気を褒め称えたいまである。
しかし、一旦昔の環境を知ることとしよう。
当時どんなデッキが跋扈し、どんなデッキにどんな価値があったのか。
それを知ったところで今に活かせるかはわからない。活かせる場がないかもしれない。
だがそれは無駄であることは無い。
引き出しの多さはあらゆる場面での思考に影響する。
デュエルマスターズというカードゲームを深く知るならば必ず通っておきたい通過点だと僕は思う。
さて、長い前置きだったが、今回紹介するデッキは「昔の環境デッキ」だ。
どれもこれも何らかの形でパーツを失い、殿堂構築では再現不可能となったデッキたちだ。
ある意味では化石のようなデッキだが、デュエマプレイヤーたちの新たな引き出しになることを願っている。
まず一つ目!
2005年の日本一決定戦優勝「除去ボルバル」!!!
殿堂カードになった《無双竜機ボルバルザーク》。
殿堂後も多彩なフィニッシャーとコントロールカードを引っさげ環境を支配した。
デッキの内容は日本一決定戦優勝のリストそのままである。
いい意味でも悪い意味でもデュエルマスターズの歴史書のようなデッキリストだ。
一枚、二枚採用のカードが多数あり、デッキリストを見ただけでも戦略やゲームプランが多岐にわたることを容易に想像できる。
ミラーマッチにおいてハンデスする際には相手の《緑神龍アーク・デラセルナ》に要注意。
十分なケアを怠れば不意に飛び出した《緑神龍アーク・デラセルナ》によって戦線崩壊してしまうこと間違いなし。
続いて二つ目!
神化編、覚醒編の環境デッキに上り詰めた「M・ロマノフワンショット」!!!
《邪神M・ロマノフ》をフィニッシャーに据えた古きワンショットデッキ。
《デビル・ドレーン》+《憎悪と怒りの獄門》のコンボによるワンショット戦略はもちろん、
序盤に並べた小型クリーチャーを《魔弾 ベター・トゥモロー》によって強化し、一気に決める戦略も強力だ。
デッキの大半を小型クリーチャーによって占められているため安定感があり、《邪神M・ロマノフ》のキル性能も相まって成功率はコンボデッキながら高い水準だ。
しかしながらS・トリガーを採用していないため、自分より早いデッキには要注意。
《解体人形ジェニー》などの妨害札で時間を稼ごう。
続いて三つ目!
E3環境を脅かした恐怖のソリティアデッキ「ヒラメキスネーク」!!!
実質のコストが安い7コストのクリーチャーを早期に用意し、《ヒラメキ・プログラム》によって《偽りの名 スネーク》をバトルゾーンに用意できれば勝利は目前。
豊富なG・ゼロクリーチャーと《黙示賢者ソルハバキ》などの軽量クリーチャーで《偽りの名 スネーク》の効果を発動させまくる!
十分なマナが確保できたならば《緊急再誕》にて《光姫精霊ガブリエラ》を進化元に《聖霊王アルファディオス》を着地。
《ダイヤモンド・ソード》でそのままFINISH! というデッキだ。
2ターン目《預言者ローラン》3ターン目《ヒラメキ・プログラム》からの《偽りの名 スネーク》着地はどんなデッキにも困難を突きつける。
今回紹介するデッキの中ではおそらくこのデッキが一番強いだろう。
理不尽なデッキだが一見の価値は有るだろう。
最後!四つ目!
GP3rdにてそのデッキ名を知らしめた凶悪ロックの最高峰!「赤白ジョバンニ」!!!
《天雷王機ジョバンニⅩ世》を主軸に据え、デッキの大半を1コスト呪文に固めた、異端のデッキ。
しかしながらそのロック性能は凶悪も凶悪。最速3ターンでロックが完成する。
ある意味デュエルマスターズの歴史において稀有なデッキであったことは間違いない。
僕も初めて見た時は衝撃を受けた。
苦手なデッキは、当時であれば《緑単サソリス》などのマナブーストを多用するデッキだ。
線の細いデッキであるが故に一度のミスで負けかねない。
ある意味では玄人向けの一品と言えるだろう。
てなわけで、今回はドサッと旧環境デッキを4つも紹介!
今回紹介したデッキも例に漏れずオリジナルデッキ販売コーナーに置いておこうと思う。
販売価格は「除去ボルバル」が5000円+税。
「Mロマノフワンショット」「ヒラメキスネーク」「赤白ジョバンニ」が3000円+税となっている。
どれもお手頃な価格に抑えたので、たまには違う遊びがしたい方、あの頃を思い出したい方、是非オススメです。
皆様のご来店をお待ちしております。
以上。
最後に。
僕の一番好きなプレミアム殿堂カードは「ヴォルグ・サンダー」。
「青黒ハンデス」や「ジャバランガループ」などで沢山お世話になりました。
一番使った超次元かもしれない……
……帰ってこないかなぁ……
byこんなブログを書きながらもあまりデュエマ歴は長くないスタッフ アサイシ