【デュエマ】最速3ターンでマジボンバー9!ビッグバンマウンテス!【デッキ紹介】
コンボデッキというものは「荒唐無稽」を貫き通すものだ。
メタに対しての脆弱性、コンボ完成までの要求値。
それらを「そんなもの」と切り捨てながら最大値を狙う。
まさにコンボデッキマンと呼べる心構えだ。僕は嫌いじゃない。
まあ、ある程度は考慮しなければならないし、本当にすべてを切り捨ててしまえばそれは所謂「紙束」に成り下がる。
コンボデッキも難しいね。
さておき、先日発売された「Wチームドッキングパック チーム銀河&チームボンバー」にて、コンボデッキが捗るようなカードが登場した。
《QQQKYOKU・マウンテス》だ。
9コストの光文明ブロッカー持ちクリーチャーで、マジボンバー9も持っている。
そして特筆すべきは種族。
エンジェル・コマンド/ビートジョッキー/チームボンバー
なんと「ビートジョッキー」がついているではないか!
ビートジョッキーがついているということはこういうこと。
《”必駆”蛮触礼亞》で出すことが出来るということだ。
マジボンバー9を持つクリーチャーをたった3コストで呼び出せる。素晴らしいじゃないか!
しかしここで一つ問題がある。
スピードアタッカーついてないじゃんか。
まあ、光単色クリーチャーなので当然といえば当然なのだが。
《”必駆”蛮触礼亞》はターン終了時に《”必駆”蛮触礼亞》によって出したクリーチャーを破壊しなければならない。
故に、ただ出しただけでは何もせずそのまま破壊されるだけ。想像しただけで悲しさがこみ上げる。
生物はこうも簡単に壊れてしまうものだと、生の脆弱性を伝える抽象アートとしてやる分には結構だが、それではデュエルに勝てない。当たり前だ。
策はある。
スピードアタッカーがなければスピードアタッカーをつければいいじゃない!
マリー・アントワネットだってそう言っている。
マリー・アントワネットからの天啓を受け、もう一度先日発売の新弾の新カードを確認してみた。
君は!
《スニーク戦車 オーリー/トゲ玉・キャノンボール》のリメイクカードだ!
速攻系のデッキに使うなら下の呪文は使うことが無いとは言わないものの、そう使うものでもない。
つまりは《スニーク戦車 オーリー》《U・S・A・NIKER》の8枚体制が組める! 事故率減少!
これでデッキの根幹がある程度固まった。早速デッキにしてみよう。
デッキ名は「ビッグバンマウンテス」!
毎度のことだが、名前に捻りがない。「5月終わりのシンデレラナイン」とかにしようかと思ってもみたが、流石におふざけがすぎる。
コンボパーツをとにかく集めるために引き増しとして《海底鬼面城》。山札操作の《ブレイン・ストーム》。
そして9コストクリーチャー達だ。
9コストで強いやつをぱぱっと集めてみた。
《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》
GRメタとして起用。ただし、自分の《終末の時計 ザ・クロック》も出せなくなる。
《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》《光神龍スペル・デル・フィン》
往年の呪文封じ。これで呪文のS・トリガーも怖くない。
《緑神龍ザールベルグ》
2ランデス。十分な強さだ。
《メガ・メイキング・ドラゴン》
9コストクリーチャー入れていったら何故か全部ドラゴンだったから入れた。
とは言っても9コストのドラゴンクリーチャーはそんなに入っていないので山札切れに注意。
とまあ、よくもこんな奇天烈なデッキを作ったなと思う。
これを欲しがる物好きがいるかどうかわからないが一応いつものようにオリジナルデッキ販売コーナーに置いておこう。世の中色んな人がいるからね。
販売価格は3000円+税。
安めに抑えてみた。荒唐無稽なデッキだが、この値段なら買ってやってもいいかなって方が現れることを願う。
以上。
最後に。
ネズミだし、こいつも実質チームボンバー。
by浅はかなコンボデッキ作成を得意とするスタッフ アサイシ