【テーマ解説・考察】交差する2つの聖剣伝説ーー【聖騎士】と【焔聖騎士】について【遊戯王】
どうも、ソシャゲが続かない事で有名な2号機です。
そんな私でも「アークナイツ」だけはずっと続けてます。
☆6狙撃のエクシアが出なくて本気で困ってます助けて(切実
それはさておき、今回はまた【焔聖騎士】のお話に戻ります。
私、以前の記事で【焔聖騎士】のデッキの紹介をしたんですけど、これがまぁ好評だったみたいで一週間で
ドラゴンリンクの記事のビュー数をぶっちぎっちゃって驚きを隠せません。
(過去の記事はまとめ倉庫に一括でまとめてあるのでそちらからどうぞ)
さて、【レッドアイズ】と【焔聖騎士】の話しかしてない気がしないでもないですが、今回は以前紹介した【焔聖騎士】を元に、いろんな改良案を持ってきたのでそちらの紹介をしようと思います。
↑以前のデッキレシピはコチラの記事で紹介しています。↑
(画像クリックで記事に飛べるよ!)
では今回のおしながきから。
おしながき
・円卓の【聖騎士】
・デッキに採用する【聖剣】
・型の変更に伴う完成盤面
では本編行ってみましょう。
最後までどうぞお付き合い下さい。
・円卓の【聖騎士】
言わずもがな、アーサー王こと【聖騎士王アルトリウス】を筆頭とした元祖【聖騎士】。
言葉を選ばずに評価を下すと、来日した頃には既に環境に置き去りにされ、今の今まで目立った活躍の無いテーマであり、デッキパワーは勿論、作れる盤面や初動札等全てにおいて物足りないデッキでした。
シンクロ・エクシーズを使うテーマで、エースモンスターの【神聖騎士王アルトリウス】と【魔聖騎士皇ランスロット】の2体を使います。……と言うのは建前で、触ったことのある人なら知ってると思いますが、実際は【神聖騎士王アルトリウス】になんとかしてたどり着き、墓地の【聖剣】をガチャガチャ装備して通称「フルアーマー・アルトリウス」にし、それを維持していくデッキでした。
「美少女じゃなくてすまんな」
なんだかんだ完成した「フルアーマー・アルトリウス」は正面突破が難しいっていうね。
ですが、【焔聖騎士】の登場によって少し評価が変わった人が数名います。
魔聖騎士皇ランスロット/Ignoble Knight of High Laundsallyn
「……Ar……thur……」
シンクロ・効果モンスター
☆5/闇属性/戦士族/ATK2100/DEF900
チューナー+チューナー以外の「聖騎士」モンスター1体以上
①:「魔聖騎士皇ランスロット」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
②:このカードがS召喚に成功した時に発動出来る。デッキから「聖剣」装備魔法カード1枚を選んでこのカードに装備する。
③:このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送ったバトルフェイズ終了時に発動できる。
デッキから「聖騎士」カードまたは「聖剣」カード1枚を手札に加える。
この人、友人曰く「下手するとシャルルより使ってる」との事で、円卓ではお呼びの掛からなかった分後輩達の所でデッキの潤滑油になってくれているらしいです。
この人は一番評価を上げた【聖騎士】ですね。マジで使い倒すレベルらしいです。
やっぱランスロットはアーサー王と仲良くできないみたいですね。
【ローラン】へアクセスせずに【ランスロット】にアクセス、その後【デュランダル】をデッキから装備、【デュランダル】の効果で自壊してデッキから【焔聖騎士】をサーチ、と言う動きや、
【ランスロット】着地時効果でデッキから【デュランダル】を装備、そのまま【ランスロット】を【イゾルデ】等の素材に変換、すると【デュランダル】の②の効果が発動して墓地から【焔聖騎士】を蘇生、と言う動きにする事もできます。何故か【聖騎士】で動かす時よりもイキイキとしてます。
やっぱアーサー裏切って正解だったな!
【デュランダル】だけでも中々良い動きをするのですが、以前紹介したデッキでは採用していなかったもう一振りの焔聖剣、【『焔聖剣-ジョワユーズ』】を使うとまたそちらも面白い動きをします。
自身のS召喚時効果、【ジョワユーズ】を装備して効果を使えば墓地から炎属性・戦士族モンスターが回収出来、同じくこれを装備した【ランスロット】を墓地へ送ると手札から炎属性・戦士族モンスターを特殊召喚出来るようになります。
オメーやっぱアーサー嫌いだな!?
聖騎士モルドレッド/Noble Knight Medraut
「此れこそは、我が父を滅ぼせし邪剣!」
効果モンスター
☆4/光属性/戦士族/ATK1700/DEF1000
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り通常モンスターとして扱う。
②:このカードが「聖剣」装備魔法カードを装備している限り、このカードは効果モンスター扱いとなり、以下の効果を得る。
・このカードはレベルが1つ上がり闇属性になる。
・1ターンに1度、自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在しない場合に発動出来る。
デッキから「聖騎士モルドレッド」以外の「聖騎士」モンスター1体を守備表示で特殊召喚し、自分フィールドの装備魔法カード1枚を選んで破壊する。
紹介してくれた友人曰く、「いつでもクビに出来る派遣枠」らしいです。
動きとしては、後輩から借りた聖剣を叩き割って仲間を呼び、【イゾルデ】になったりするのが主な仕事でしょう。
また、その性質から彼を採用するともう1人採用出来るようになるみたいです。
神聖騎士王コルネウス/Sacred Noble Knight of King Custennin
「マイケル・ジャクソンじゃないです」
アーサー王伝説が終幕した後に王様になった人です。この人は実在の人物です。
すごく副次的な使い方になるのでざっくりとしか説明はしませんが、
・素材を任意の数取り除いて対象を取ったバウンス効果。
・死ぬとアルトリウスをX召喚扱いで召喚し、自身をその素材にする効果。
の2つがあります。
好意的評価をすると、エクシーズするだけの展開力を(焔)聖騎士が手に入れたと言う点。
まぁ…後輩達からすると先輩のカード使わないでもどうにかなるんで恩恵として大きいのは先輩方、円卓の方の聖騎士の人たちです。
まぁ、円卓との関係はこんな感じです。
まとめると、
ランスロットとモルドレッドは採用の価値アリ。
って事になります。特に前述しましたが、ランスロットはマジで優秀な潤滑油になるので確保しておくことを強くオススメします。
問題は【魔聖騎士皇】は再録も無いのでかなり入手が困難だったりもするのでかなり根気よく探す事になるかもしれません。
これからもランスロットを採用した【焔聖騎士】が結果を残したりすると値段が跳ね上がったりも予想されるので早めに確保した方が良いかも知れませんね……。
コイツしかり【焔聖騎士】には後から値段が上がるカードが多いので相場のチェックはまめにした方が良いかも知れません。
・デッキに採用する【聖剣】
以前紹介したレシピには【『焔聖剣-デュランダル』】と【『焔聖剣-オートクレール』】の2本を採用しました。
ですが、友人の構築ではオートクレールは採用せずに【『焔聖剣-ジョワユーズ』】を採用したと言っていました。
【ランスロット】の項で語った通り、展開補助系の聖剣です。
私が以前紹介したレシピでは「カッコいいシャルルがさいつよする」のを理想としていたので全く想定していませんでしたが、意外と【シャルル】と【S・ドラゴン】が並ぶ事が多かったので、【オートクレール】で【S・ドラゴン】の攻撃権を放棄してまで【シャルル】の2回攻撃が強いかと言われると疑問符が浮かぶ所もあったので、ここは使用者の好みによると思います。(あと単純に枠がなかったのも大きいです……。)
そして【オートクレール】の採用を見送ると、完成盤面が変わってきたりもするのでそれはまた後程。
また、円卓の聖剣ですが、趣味で採用するなら【聖剣クラレント】、【天命の聖剣】の二本をオススメしたいです。
【天命の聖剣】は原典にて円卓13番目の騎士・ガラハドが持っていた盾がモチーフと思われます。
(剣って名前なのにメインが盾とは一体……)
効果は【閃珖竜 スターダスト】と同じ耐性を付与する効果と【聖騎士】モンスターに再装備する事が出来る二つの効果を持っています。
いくら【シャルル】が強いとは言え、効果による除去には無防備なので、このカードで守ってあげましょうってそういう魂胆です。仮に装備してた【シャルル】が死んでも他の【(焔)聖騎士】に装備できるので死に効果になりにくいのが強みです。
そして【聖剣クラレント】。
ライフを支払えば装備したモンスターが相手に直接攻撃する事が出来る様になる詰めの一手として優秀です。
仮に【オートクレール】とこれを装備した【シャルル】が攻撃すると、3000の直接攻撃が2回飛んでくる事になります。
一人で6000削れるのはロマンがあって面白くないですか?
正直どちらも後述する型だと使う場面がないので、あくまで以前紹介した「強いシャルルが暴れてくれる」型で隠し味程度に1枚位挿しておくと役に立つかも?ってカードです。
型の変更に伴う完成盤面
紹介した通り、デッキエンジンたる【焔聖剣】や【聖騎士】を増やすと展開力にも変化が出てくる事は判ってもらえたかと思います。
そこで、増加した展開力を使って【シャルル】だけに留まらず、色んなモンスター展開してこうって魂胆の元、デッキレシピを再び貼ってみよう思います。
見ての通り、以前私が紹介したデッキレシピとはかなり形が変わったと思います。
まずデッキギミックとして、
・竹光ターボの廃止
前回私が結構推した「竹光ターボ」ですが、デッキに眠っていて欲しいカードが増えた影響でやめました。
同じ理由で相手にプレッシャーかけられなくなるのは痛いですが、【増殖するG】も抜いてます。
そのデッキに眠っていて欲しいカードと言うのはまた後述します。
・盗人の煙玉の採用
デュエルリンクスでは【鉄の騎士-ギア・フリード】に装備させてハンデスするコンボで有名だったあのカードです。
このデッキでは【シャルル】に装備させて【シャルル】の効果で叩き割り、盤面と手札を同時に1枚カットする優秀なカードとして採用されています。
割と有名ですよねコレ。
以前採用しなかったのは単純にこのコンボが有名になる前に記事を書いてしまったからです。
あと…私のセールスポイントでもあった【剛鬼ザ・パワーロード・オーガ】ですが、戦士族以外を増やした影響で出にくくなってしまったので抜きました…非常に悲しいです。
ロボットリンク要素
「いやお前ら人間ですらねぇじゃねえか!」
ごもっともです。
展開補助に今回のレシピではロボットリンクパーツを使用します。
そもそも【ロボットリンク】と言うデッキタイプを知らない方向けに軽く解説をしますと、
【ドラゴンリンク】でやっていることを機械族で行うデッキタイプの事です。
その中でもデッキエンジンとなるのが【ブンボーグ001】と【幻獣機アウローラドン】。
フィールドに2体以上のモンスターが沸くと墓地から湧いてこれるブンボーグを使ってグルグル回すデッキなのですが、そのムーブの一部が使えたのでそちらを使った展開ルート
の紹介も混ぜつつ盤面解説を。
初手:エクスパラディンorネオスペースコネクター
①:上記二体のうちどちらかを通常召喚、効果で【チューンナイト】装備or【Nアクア・ドルフィン】特殊召喚
(エクスパラディンを召喚した場合、チューンナイトの効果で装備解除まで)
②:二体で【聖騎士の追想 イゾルデ】リンク召喚
③:イゾルデ効果で【ゴッドフェニックス・ギア・フリード】をサーチ、イゾルデ②の効果で【『焔聖剣-デュランダル』】墓地へ、デッキから【焔聖騎士 リナルド】特殊召喚
リナルド着地時効果で【デュランダル】回収、その後発動
④:デュランダル効果、【焔聖騎士 オリヴィエ】サーチ
ここまでがすべてにおいての初動です。
初動にどうしても召喚権を切ってしまうので、ここを潰されると死ぬしかなくなるのは前と変わりません。
むしろここのお祈りを通さないと死ぬので死ぬ気で先行を取るか、誘発を踏まない事をお祈りしましょう。
ここから二つに分岐していきます。
パターンa:3サベージ・盗人シャルル
①:ゴッドフェニックスコスト、オリヴィエ自己湧き(効果でレベル1になってる)、イゾルデ素材に【リンクロス】
リンクトークン×2特殊召喚
②:レベル1のオリヴィエとリンクトークン×2で【武力の軍奏】シンクロ召喚、着地時にオリヴィエ蘇生
オリヴィエ+リナルドで【魔聖騎士皇ランスロット】シンクロ召喚、着地時にデッキから【『焔聖剣-ジュワユーズ』】装備
ジュワユーズ効果で墓地のゴッドフェニックス回収
③:リンクロスと武力で【ハリファイバー】リンク召喚、着地時にデッキから【ブンボーグ001】特殊召喚
001とハリファイバーで【幻獣機 アウローラドン】リンク召喚
④:アウローラドン効果で幻獣機トークン×3特殊召喚、それに反応して墓地の001効果で蘇生
アウローラドン効果で自身とトークン一体をリリースして【幻獣機オライオン】特殊召喚
⑤:オライオンとトークンで【焔聖騎士導-ローラン】をシンクロ召喚、オライオン効果で幻獣機トークンを一体特殊召喚
ローランと幻獣機トークンで【ヴァレルロード・S・ドラゴン】をシンクロ召喚、効果で墓地のアウローラドンを装備、カウンター3つ付与
⑥:001、トークン、ランスロットで【焔聖騎士帝-シャルル】をシンクロ召喚、効果で墓地のオリヴィエを装備
⑦:エンドフェイズにローランの効果で【盗人の煙玉】をデッキから墓地へ送って【焔聖騎士ローラン】をサーチ、
続けてシャルルの効果で盗人の煙玉を装備してデッキから【焔聖騎士オジエ】を装備、再びシャルルの効果で自身に装備した煙玉を破壊して煙玉効果、相手の手札を確認して一枚墓地へ
このルートを基本的に目指していくのが今回の焔聖騎士なんですが、
・隕石(ニビル)を踏む
・うらら、墓穴等を踏むとたどり着けない
・初動ヴェーラーで止まる
等など…誘発にとても弱いのがネックです。
更に付け加えると、【焔聖騎士】というデッキは装備テーマなので、【ハーピィの羽根帚】や【ツインツイスター】の様なバックに直接干渉してくる様なカードで一瞬で壊滅。なんて事も十分にあり得ます。
実際、友人とやった勝負では私の【サンダー・ボルト】に【サベージ】の効果を切らざるを得なくて…なんて場面も散見したので、【サベージ】のカウンターが【アウローラドン】装備によって3つあるからと言って過信出来ないのも現行のデッキに比べると劣る部分でもあります。(カジュアル目線なら十分すぎるくらいには強いと思うんだけどね…)
もちろん悪いことばかりじゃなくて、盗人シャルルのおかげで壊獣ケアが出来るのは大きいです。
いくら3サベージがいるとは言え、壊獣には無力です。
当然ガチャガチャ装備しまくったシャルルをどかされても死ねるので、相手のハンドを確認して壊獣ケアはとっても大事な事です。
これが一個目の展開ルートで、基本的にこれを目指す感じに動けばいい感じです。
次のパターンは、「ロボットリンクパーツを引いた」とか「オジエ引いた」みたいなアクシデントで
aパターンに行けなくなった時に使う非常時のルートです。
基本的に使うルートは上ですが、これから紹介するパターンも練習して覚えておくといいでしょう。
パターンb:2サベージ、アウローラドン、盗人シャルル
(共通ルートから)
①:場のリナルドをコストに【オリヴィエ】を特殊召喚、イゾルデ素材に【リンクロス】
効果でリンクトークン×2特殊召喚
②:リンクロス、オリヴィエで【ハリファィバー】リンク召喚
ハリファィバー効果で【オライオン】特殊召喚
③:オライオン、リンクトークンで【武力の軍奏】シンクロ召喚
着地時にオリヴィエ蘇生、オライオン効果で幻獣機トークン生成
④:オリヴィエ、リンクトークンで【焔聖騎士導-ローラン】シンクロ召喚
ハリファィバー、幻獣機トークンで【アウローラドン】リンク召喚
着地時効果で幻獣機トークン×3特殊召喚
⑤:ローラン、幻獣機トークンで【S・ドラゴン】シンクロ召喚
効果で墓地のイゾルデを装備してカウンター2つ付与
幻獣機トークンと武力で【スターダスト・チャージ・ウォーリアー】シンクロ召喚
効果で1ドロー
⑥:武力の効果でチューナー化したチャージ・ウォーリアーと残った最後のトークンで【シャルル】シンクロ召喚
残りはaルートと全く同じなのでaパターン参照。
こちらのルートを使う場合の大きな利点はやはり【チャージ・ウォーリアー】による1ドロー。
あと盤面がアウローラドンを含めて3体になるので頭数が増えている事です。
ただ、サベージのカウンターが1個減っているのと、攻撃力の上昇が500なのでデッキによっては攻撃で処理されてしまうリスクが増えた事が少しネックです。
こちらでも一応盗人の煙玉による壊獣ケアが可能なので、ハンドアドバンテージの面では優位に立てる事に変わりはありません。
ちなみに、【ゴッドフェニックス・ギアフリード】を素引きした場合、着地が容易なのでシャルルと合わせて【V.F.D】にする事も出来ます。
3サベージとV.F.Dの布陣は正直デッキによってはそのまま投了レベルの詰ませ布陣なので、頭の片隅にでも覚えておくといいかもしれません。
言うのも、このデッキの場合は【ゴッドフェニックス】がピンなのでそうそう狙って出来る事じゃないって言うのが一つと、【イゾルデ】の確定サーチを使うとそのターンサーチした【ゴッドフェニックス】が使えなくなってしまう。すると【シャルル】が場に残る為、そのシャルルを盗人にしてハンデスをした方が丸い状況が多いためです。
確かに制圧力は圧倒的ですが、必ずしも出来る訳じゃない、不安定な盤面になるので「そういう事も出来る」程度に留める位で大丈夫なんです。
ちなみに、構築次第では【ゴッドフェニックス】の複数積みも全然検討出来ます。
言うのも、奴最上級のくせに召喚条件が軽すぎるせいで事故札になりにくいからと言うのが理由になります。
使ってみるとわかるんですが、こういうデッキだからこそ【ゴッドフェニックス】の重さが全く気にならないんですよ。マジで。
これもまた余談なんですが、【アクセスコード・トーカー】を使ってワンキルしに行く場合、
・ハリファィバーで水
・アウローラドンで風
・リンクロスで光
・アクセスコード自身で闇
と、自身含めると4枚のカードを妨害を許さずに破壊する事が出来ます。
展開ルート的に能動的に墓地に3種類のリンクモンスターが溜まるのも勝負を決めに行く上で使いやすい理由だったりもします。
逆に、相手に【アクセスコード】を使われるのもキツイです…。
チェーン不可なので【S・ドラゴン】で止めることも出来なければオリヴィエ装備の【シャルル】でも装備カードを先に狙われると一巻の終わりです。
最後に、このデッキの長所と短所を総括としておきます。
まず長所は止まりさえしなければ消費に対して作れる盤面が強い事。
【S・ドラゴン】と【シャルル】の1無効1破壊をどう捉えるかでこのデッキの評価は変わりますが、
基本的に相手のデッキを知った上で放つ【S・ドラゴン】の1無効は非常に強力です。
また、【シャルル】の破壊がエンドフェイズなのが少々遅いと言わざるを得ないですが、毎ターン1ハンデスが出来るのは相手としては間違いなくツライです。(経験談)
また、何も必ずハンデスをしなくちゃいけない訳でもないので、相手の嫌なモンスターを破壊する効果に回すのもアリです。
逆に短所として、
一度でも妨害を踏むと【シャルル】に到達して終わり、みたいなしょーもない盤面しか立てられない、なんてこともあり得る不安定さと一度切り返されると仮にターンが回ってきたとして、一度使ったルートが二回目使えないので、最初に立てた盤面以下の盤面しか作れないこと。
この妨害がキツくないデッキなんて存在しないのでそこは何とも言えませんが、一度使ったルートで作った盤面を崩されると二度とその盤面は作れないって言うのは【ドラゴンリンク】みたいなもんです。
崩されない事を祈るしなかないのも少し心許ないです。
今回の【焔聖騎士】、いかがだったでしょう。
前回紹介した動きとは打って変わってソリティアみを感じるムーブをするデッキに仕上がりました。
集めるうえで一番キツイのはおそらく【ランスロット】でしょう…あれもう絶版なので……。
次回のデッキ紹介は【堕天使】を予定しております。
では、次の記事かカードラボ宇都宮店でお会いしましょう。
お相手は2号機でした。
ご拝読お疲れ様です。
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