対策不可欠！？「ヌメロン」の紹介・倒し方。【遊戯王新弾COLLECTION PACK 2020】

2020.06.15

情報公開当初から、「ヌメロン」の攻略法を考えているスタッフSです。

今回は、6/20発売の「COLLECTION PACK 2020」に収録のテーマ「ヌメロン」に関するお話です。

あまりにも強力すぎて、防ぎきれないと一瞬でLPを削りきれるだけの爆発力が「ヌメロン」にはあります。

流石ラスボステーマ…！

早速その対策をご紹介したいところですが、まずは新規カードたちと相性のいいカードをご紹介いたします。

対策するには、まず相手を知るところから！

・ヌメロン・ネットワーク
このカード名の①の効果は１ターンに１度しか使用できない。
①：自分メインフェイズに、発動条件を満たしている「ヌメロン」通常魔法カード１枚を
デッキから墓地へ送って発動できる。
この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。
②：このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「ヌメロン」ＸモンスターがＸ素材を取り除いて効果を発動する場合、
Ｘ素材を取り除かずに発動する事もできる。

「ヌメロン」の核となるフィールド魔法です。
デッキから「ヌメロン」通常魔法の効果を使えます。

「テラ・フォーミング」だけでなく、「ヌメロン・ウォール」でも持ってこれるので、かなり安定して「ネットワーク」を発動できます。

「ヌメロン・ネットワーク」から「ヌメロン・ダイレクト」を発動するのが、このテーマの初動なのです。

・ヌメロン・ダイレクト
通常魔法
(1)：自分のフィールドゾーンに「ヌメロン・ネットワーク」が存在し、
自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
ＥＸデッキから「ゲート・オブ・ヌメロン」Ｘモンスターを４体まで特殊召喚する（同名カードは１枚まで）。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は１回しかモンスターを召喚・特殊召喚できない。

さて、「ネットワーク」で発動される「ダイレクト」はどんな効果を持っているかというと、特定のXモンスター4体を特殊召喚する効果を持っています。

…4体も特殊召喚するだけでもう強いですね…！！

「ネットワーク」により素材が不要なので、出てきたXモンスターはそのまま効果を発動できます！

「ネットワーク」が必須だったり、あと1回しか特殊召喚できなくなったりしますが、そんなことが気にならないくらい、呼び出されるXモンスターも強力なのです！

Ｎｏ.１ゲート・オブ・ヌメロン－エーカム
エクシーズ・効果モンスター
ランク１/光属性/機械族/攻1000/守 100
レベル１モンスター×３
(1)：このカードは戦闘では破壊されない。
(2)：このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時に
このカードのＸ素材を１つ取り除いて発動できる。
自分フィールドの全ての「ヌメロン」モンスターの攻撃力はターン終了時まで倍になる。

※「Ｎｏ.２ゲート・オブ・ヌメロン－ドゥヴェー」「Ｎｏ.３ゲート・オブ・ヌメロン－トゥリーニ」「Ｎｏ.４ゲート・オブ・ヌメロン－チャトゥヴァーリ」はカード名以外同一なので割愛

…これが4体出てきます…！！

どうなるかというと、

例えば、相手フィールドに「青眼の白龍」(攻撃力3000)のみが居たとすると…

①「No.1」で「青眼の白龍」に攻撃。自分は2000ダメージを受けるが、全ての「ヌメロン」の攻撃力が2000に。

②「No.2」で「青眼の白龍」を攻撃。自分は1000ダメージを受けるが、全ての「ヌメロン」の攻撃力が4000に。

③「No.3」で「青眼の白龍」に攻撃。相手に1000ダメージを与え、「青眼の白龍」を破壊。全ての「ヌメロン」に攻撃力が8000に。

④「No.4」で相手に直接攻撃。8000ダメージで勝利。

このように、なんとワンショットキルが成立してしまいます！！

これだけでもかなり強力ですが、「ヌメロン・ダイレクト」は、あと1回だけ特殊召喚を許しているのです…

この特殊召喚で呼び出すモンスターも、もちろん存在します！

・ＣＮｏ.１ゲート・オブ・カオス・ヌメロン－シニューニャ
エクシーズ・効果モンスター
ランク２/闇属性/機械族/攻2000/守1000
レベル２モンスター×４
このカードは自分フィールドの「Ｎｏ.１ゲート・オブ・ヌメロン－エーカム」の上に重ねてＸ召喚する事もできる。
①：このカードがＸ召喚に成功した場合に発動する。
フィールドのモンスターを全て除外する。
②：このカードが除外された場合、次の自分スタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
自分のフィールドゾーンに「ヌメロン・ネットワーク」が存在する場合、
さらに除外されている自分・相手のＸモンスターの攻撃力の合計分のダメージを相手に与える。

「No.1」に重ねてX召喚でき、
X召喚されるとフィールドのモンスターを全て除外し、
除外されると次の自分のスタンバイフェイズに特殊召喚され、除外されているXモンスターの攻撃力の合計分のダメージを与えます！

つまり、フィールドを一掃した上で、最低でも3000ダメージを予約できるのです…！

こんな強い動きが、「ネットワーク」1枚でできてしまうのです。強いですね。

「ヌメロン」の新規カードはこれで全部です。
これだけ見ると、後攻ワンキル系のデッキのように見えますね。

しかし、既存のカードに、このテーマを万能にしてしまうカードがありました。

「希望の記憶」と「ＳＮｏ.０ホープ・ゼアル」です。

「希望の記憶」は「ヌメロン・ダイレクト」のコンボで、一気にカードを4枚もドローできます！！

これには「強欲な壺」もビックリですね！

また、「ホープ・ゼアル」は、同じランクの「No.」3体で出せるので、まさかの正規素材でのX召喚が可能になりました。

素材×1000の攻守を持ち、素材を使って相手ターンでの効果の発動を禁止することができます！

どのようなデッキでも、通常召喚、特殊召喚、セット、攻撃くらいしかできなくなるのです。
実質的に1ターン飛ばされたようなものですね…！

素材を使うたびにステータスは下がりますが、確実に1ターンは相手の行動を止めてくれるでしょう。

しかも、素材が3体でいいので、「ヌメロン・ダイレクト」で呼び出すモンスターを3体に抑えておくと、「原始生命態ニビル」も効きません！

はてさて、どう対策しましょうか…？

まず、「ホープ・ゼアル」の対策には、次のカードたちが有効です！

「ホープ・ゼアル」には2つの弱点があります。

1つ目は、相手ターンでしか効果を発動できないことです。
そのため、相手は早くてもこちらのドローフェイズで「ホープ・ゼアル」の効果を発動してきます。なのでそこに「無限泡影」などのモンスター効果を無効にするカードで、こちらの自由を確保するのです！！

2つ目は、効果を一度使うと、攻守が2000になることです。
効果を発動せずに攻撃力2000を越えられれば、次のターン以降も「ホープ・ゼアル」を使われることを防げます！！
特に「ダイナレスラー・パンクラトプス」なら、相手ターンで「ネットワーク」を破壊できるので、2枚目の「ダイレクト」を阻止できるかもしれません！！

また、自分が【オルターガイスト】や【エルドリッチ】などの罠主体のデッキを使っているならば、相手ターン中に罠を使って「ホープ・ゼアル」や「ヌメロン」を攻略してしまうのも有効です！

そして、「No.」の猛攻に対する回答はこちらです！