【遊戯王】『精霊の鏡』で『強欲で金満な壺』はコピーできるの？
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【遊戯王】あなたのお気に入りのテキストはどのカード？
どうも、スタッフIです。
今回はふと見かけたカード『精霊の鏡』に関するクイズを出題してみたいと思います。
クイズの内容はズバリタイトル通り
精霊の鏡で強欲で金満な壺のドロー効果の対象を自分に移し替える事ができるか？
です。
ではここで精霊の鏡の効果を見てみましょう。
プレイヤー１人を対象とする魔法の効果を別のプレイヤーに移し替える。
収録されたのは今からなんと約20年前！
非常に珍しい『プレイヤーを対象にするカード』です。
コストなどは無視して効果のみを別のプレイヤーが受ける事ができます。
プレイヤー1人を対象にする魔法カードの例としては『ドローするカード』『直接ダメージを与えるカード』があります。
以前このカードが活躍した例として相手の『強欲で貪欲な壺』に対してチェーンし、一方的に相手にコストを払わせて自分が2枚ドローするといった使い方がありました。
やる機会があるかはわかりませんが自分の魔法カードを相手に移し替えることもできます。
さて、それを踏まえたうえで強欲で金満な壺のテキストを改めてみてみましょう。
①：自分メインフェイズ１開始時に、自分のEXデッキの裏側表示のカード３枚または６枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。
除外したカード３枚につき１枚、自分はデッキからドローする。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。
さて、このカードを精霊の鏡でコピーすることはできるでしょうか？
※答えはページの下にあります。少し考えてから答え合わせをしてみてください。
答え
できません
強欲で貪欲な壺はコピーできるのに強欲で金満な壺はコピーできません。
どういうことでしょうか。
下で解説していきましょう。
解説
精霊の鏡はかなり特殊な発動条件をしていて
基本的に1人のプレイヤーが1つの効果を受けるものしかコピーできません。
強欲で貪欲な壺の場合は1人のプレイヤーが2枚ドローするのみの効果なのでコピーできます。
しかし強欲で金満な壺の場合、相手はドローした後に『ターン終了までカード効果でドローできない』という効果を受けるためコピーできないのです。
なお、『発動後に受ける制約』を持つカードはコピーできませんが『発動時に制約を受けるカード』に対してはコピーが可能です。
分かりやすい例で言えば『強欲で謙虚な壺』が該当し、『ターン終了まで特殊召喚できない』という制約のみを相手に押し付けながらこちらがデッキトップを3枚めくってその中から1枚を手札に加える事ができます。
簡単なできる・できないリスト
コピーできる
強欲で貪欲な壺
強欲で謙虚な壺
トレード・イン
闇の誘惑
コピーできない
強欲で金満な壺
金満で謙虚な壺
成金ゴブリン
命削りの宝札
余談
精霊の鏡についてスタッフSと話をしている時に
「精霊の鏡を使うなら森羅の施しと合わせて使うといいよ」
と言っていました。
なぜ？と思った私は森羅の施しについてちょっと調べてみました。
デッキからカードを３枚ドローする。
その後、「森羅」と名のついたカード１枚を含む手札のカード２枚を相手に見せ、好きな順番でデッキの上に戻す。
手札に「森羅」と名のついたカードが無い場合、手札を全て相手に見せ、好きな順番でデッキの上に戻す。「森羅の施し」は１ターンに１枚しか発動できない。
なるほどなぁ
自分が森羅の施しを発動し、それにチェーンして精霊の鏡を発動することでその効果の対象を相手に移し替えます。
すると相手はカードを3枚ドローできるのですが
相手の手札に森羅がなければドローした瞬間に相手の手札がすべてデッキに戻ります。
ミラーマッチでもなければ実質全ハンデスです。
デッキに戻すので墓地にすら行かせません。
ちなみに同じようなことが闇の誘惑でもできますがこちらは若干成功率は低めです。
以上、スタッフIの少しややこしい話でした。
