【遊戯王】10年前からガスタを使っているスタッフによるガスタ新規考察【DAWN OF MAJESTY 】

ウィンダ推しの遊戯王担当です。

待っていたぜ、この瞬間を！！

ついに「ガスタ」の新規カードが発表されました！

ストラク人気投票もスリーブ人気投票も3位で破れ、悔しさで枕を濡らした全国のガスタ使いのみなさん！

おめでとうございます！！

さて、かくいう私も「ガスタ」が登場した当初からデッキを組んで愛用していました。

「ガスタ」が初めて収録された『DUEL TERMINAL－インヴェルズの侵略！！－ 』の稼働日は2010年8月3日なので、もう10年以上前のことですね。

それほど古いテーマということもあり現代遊戯王ではパワーが不足していた「ガスタ」ですが、このたび約7年ぶりに新規カードを貰うことができました！

では早速カードを見ていきましょう！

☆カード紹介

ガスタ・ヴェズル　チューナー・効果モンスター
星３/風属性/鳥獣族/攻 600/守1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードが手札に存在し、フィールドの表側表示の「ガスタ」モンスターが、戦闘で破壊された場合、または自分の墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
②：このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「ガスタ」モンスター１体を墓地へ送る。その後、手札から「ガスタ」モンスター１体を特殊召喚できる。

①②の効果がどちらもモンスターを展開できる効果になっており、今までの「ガスタ」に不足していた展開力を補うことができます。

特に②の効果と《ガスタの神裔 ピリカ》の相性が抜群で、「ガスタ」モンスターを墓地送り→《ガスタの神裔 ピリカ》を手札から特殊召喚→《ガスタの神裔 ピリカ》の効果で墓地へ送った「ガスタ」モンスターを蘇生という動きが強力です。

レベル3チューナーなので《チューナーズ・ハイ》で《ガスタ・グリフ》を捨てた場合に特殊召喚できるのは地味に嬉しいポイント。

ダイガスタ・ラプラムピリカ　シンクロ・効果モンスター
星６/風属性/鳥獣族/攻？ /守？
自分は「ダイガスタ・ラプラムピリカ」を１ターンに１度しか特殊召喚できない。
①：このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。「ガスタ」モンスターを手札及びデッキから１体ずつ効果を無効にして特殊召喚し、その２体のみを素材として「ガスタ」Sモンスター１体をS召喚する。このターン、自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。
②：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの他の「ガスタ」Sモンスターは相手の効果の対象にならない。

公式生放送の不具合により攻守は不明。

効果により擬似的に手札・デッキのモンスターを素材にS召喚ができます。

S召喚先として有力なのは《ダイガスタ・スフィアード》で、元々戦闘破壊耐性を持つうえに《ダイガスタ・ラプラムピリカ》によって効果対象にならなくなるので突破されにくくなります。

イラストでは《ガスタの神裔 ピリカ》が巨大化した《精霊獣ラムペンタ》の上に乗っています。

個人的には《英霊獣使い－セフィラムピリカ》よりも成長した姿に見えます。

あとは翼のデザインが《影霊の翼 ウェンディ》と似ていますね。

ガスタへの追風　装備魔法
「ガスタ」モンスターにのみ装備可能。このカード名の②③の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：装備モンスターは相手の効果では破壊されない。
②：装備モンスターのレベル・ランクによって以下の効果を発動できる。
●４以下：装備モンスターとは種族が異なる「ガスタ」モンスター１体をデッキから特殊召喚する。
●５以上：デッキからレベル１チューナー１体を特殊召喚する。
③：墓地のこのカードを除外し、手札から風属性モンスター１体を捨てて発動できる。デッキから「ガスタ」魔法・罠カード１枚を手札に加える。

「ガスタ」モンスターに装備することで効果破壊耐性を付与します。

上記の《ダイガスタ・ラプラムピリカ》+《ダイガスタ・スフィアード》に加えてこのカードを使うことで、戦闘破壊耐性・効果破壊耐性・対象耐性をもった究極完全体《ダイガスタ・スフィアード》になります。

しかしより重要なのはそれ以外の効果で、②の効果では装備した「ガスタ」のレベル・ランクに応じてデッキからモンスターを特殊召喚できます。

ちなみに《ガスタの疾風 リーズ》にこのカードを装備すると《ヴァイロン・スフィア》を特殊召喚して《ダイガスタ・スフィアード》をS召喚できるので、ストーリー再現になります。

③の効果では手札の風属性モンスターを捨てることができるので、今までテーマ内で活かすことができなかった《ガスタ・グリフ》の効果を発動することができます。

《ガスタへの追風》を装備したモンスターと②効果で特殊召喚したモンスターでS召喚→③効果で《ガスタ・グリフ》を捨ててデッキから「ガスタ」モンスターを特殊召喚のように動けばかなり展開できそうです。

☆総評

いずれのカードも今までの「ガスタ」と比べればめちゃくちゃ強いカードなのは間違いないです。

特に《ガスタへの追風》は「ガスタ」に欲しかった要素を詰め込んだ感があります。

《ガスタ・ヴェズル》や《ダイガスタ・ラプラムピリカ》については手札から特殊召喚する「ガスタ」モンスターをうまく確保できるかどうかで評価が変わってきそうです。

《風霊媒師ウィン》によるサーチはもちろん、《強欲で貪欲な壺》や《金満で謙虚な壺》なども採用を検討してみると良いかもしれません。

デッキ構築については私も現在模索中なので、ある程度完成したら改めて記事にしようと思います。

しかしまぁ、とにかく

新規が来てくれて嬉しい！！