【遊戯王】これで基礎は完璧!初心者必見!オルターガイストデッキ入門編!デッキレシピや気をつけることも紹介!
こんにちは!遊戯王担当のIです!
今回は新企画!「初心者必見!○○デッキ入門編!」として毎回出そうと思います!
今回は「オルターガイスト」デッキ!
最近では少なくなりましたがまだまだ強力なカードパワーでしぶとく生き残っています!
今月のおすすめブログはこちら!
【1】「オルターガイスト」カードの紹介
「オルターガイスト・マルチフェイカー」
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分が罠カードを発動した場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「オルターガイスト・マルチフェイカー」以外の「オルターガイスト」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分は「オルターガイスト」モンスターしか特殊召喚できない。
「オルターガイスト」デッキのキーカード!デッキから他の「オルターガイスト」モンスターを特殊召喚することができます。
このデッキはいかに序盤からこのカードを使いまわせるかが重要になってきます。そのやり方は後ほど。
②の効果を発動するターンは「オルターガイスト」モンスター以外を特殊召喚できないので気をつけましょう!
「オルターガイスト・メリュシーク」
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードは直接攻撃できる。②:このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「オルターガイスト・メリュシーク」以外の「オルターガイスト」モンスター1体を手札に加える。
①と②の効果で相手のカードを除去、③の効果で「オルターガイスト」モンスターを手札に加えることができるので次のターンのリソースになります!
「オルターガイスト・マリオネッター」
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「オルターガイスト」罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。②:自分フィールドの「オルターガイスト」カード1枚と、自分の墓地の「オルターガイスト」モンスター1体を対象として発動できる。対象のフィールドのカードを墓地へ送り、対象の墓地のモンスターを特殊召喚する。
①の効果は「オルターガイスト」罠カードをセットする効果。セットするのでもちろん「灰流うらら」は発動できません。②の効果はフィールドの「オルターガイスト」カードと墓地の「オルターガイスト」モンスターを入れ替える効果。フィールドの方は表側の「オルターガイスト」罠カードも対象にすることができます。
「オルターガイスト・シルキタス」
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカード以外の自分フィールドの「オルターガイスト」カード1枚を持ち主の手札に戻し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、自分の墓地の「オルターガイスト」罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
①の効果はフィールドの「オルターガイスト」カードを1枚手札に戻し相手フィールドのカードを1枚手札に戻すことができます!「オルターガイスト・マルチフェイカー」から出す筆頭モンスターです!
「オルターガイスト・マルチフェイカー」は現在制限カードとして指定されていて1枚しか採用できないため「オルターガイスト・シルキタス」の効果で使い回しましょう!
②は墓地から「オルターガイスト」罠カードを手札に加える効果。この「オルターガイスト・シルキタス」の効果で中盤から終盤にかけてのリソース勝負に勝つことが多いため②の効果をうまく使うようにしましょう!
「オルターガイスト・クンティエリ」
①:自分フィールドに「オルターガイスト」カードが存在する場合、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、その攻撃を無効にする。②:このカードが特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。このモンスターが表側表示で存在する間、そのカードの効果は無効化される。
①の効果で攻撃を無効にしながら特殊召喚してきます。「オルターガイスト」デッキでは「神の宣告」などのライフを払って使うカウンター罠を多数入れるのでライフをできるだけ維持できるかが重要になります!
「オルターガイスト・プークエリ」
このカード名の、①の効果は1ターンに1度しか使用できず、②の効果はデュエル中に1度しか使用できない。①:自分フィールドの「オルターガイスト」モンスターを「オルターガイスト」モンスターのリンク素材とする場合、手札のこのカードもリンク素材にできる。②:このカードが墓地に存在し、「オルターガイスト」リンクモンスターが自分フィールドにリンク召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。
①の効果はリンク数を手札にあるだけで伸ばすことができます。②の効果は意外に大切で「オルターガイスト・メリュシーク」とでリンクすると
チェーン1「オルターガイスト・メリュシーク」
チェーン2「オルターガイスト・プークエリ」
とすることで「灰流うらら」の発動ができなくなるので覚えておきましょう!
「オルターガイスト・プロトコル」
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの「オルターガイスト」カードの効果の発動及びその発動した効果は無効化されない。②:相手がモンスターの効果を発動した時、このカード以外の自分フィールドの表側表示の「オルターガイスト」カード1枚を墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし破壊する。
②の効果に注目されがちですが①の効果をうまく使うことがこのデッキを使って勝つための秘訣だと思います!①ではフィールドの「オルターガイスト」カードの発動と効果の発動を無効化されないので「灰流うらら」や「エフェクト・ヴェーラー」などを使っても効果は止まりません。また、このカードが表側であるだけで他の「オルターガイスト」罠の発動を「神の宣告」などのカウンター罠でも発動を無効にできないため、罠デッキとの対戦ではとても重宝されます。
「オルターガイスト・マテリアリゼーション」
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分の墓地の「オルターガイスト」モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。このカードがフィールドを離れた時にそのモンスターは破壊される。②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「オルターガイスト」罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
①の効果では攻撃表示で特殊召喚するため、「オルターガイスト」リンクモンスターも墓地から特殊召喚できます。また、罠カードである都合上、墓地の「オルターガイスト」モンスターを「墓穴の指名者」などで除外しようとしている場合にチェーンして発動することで除外を免れることもできます。
「オルターガイスト・シルキタス」が自分フィールドに存在する場合、このカードの発動にチェーンして手札に戻すことで「このカードがフィールドを離れた時にそのモンスターは破壊される」という制約も消すことができます!
「オルターガイスト・エミュレルフ」
①:このカードは発動後、効果モンスター(魔法使い族・光・星4・攻1400/守1800)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う。②:このカードの効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカード以外の自分フィールドの「オルターガイスト」罠カードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。
①としては「オルターガイスト」のモンスターとして特殊召喚する効果があり、このカードがある場合②によって「オルターガイスト」罠カードに破壊耐性を付与することができます。サイドチェンジ後は罠カードを破壊されることが想像できるのでこのカードで全体破壊を免れることができます。
「オルターガイスト・ヘクスティア」
「オルターガイスト」モンスター2体
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードの攻撃力は、このカードのリンク先の「オルターガイスト」モンスターの元々の攻撃力分アップする。②:魔法・罠カードの効果が発動した時、このカードのリンク先の「オルターガイスト」モンスター1体をリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する。③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「オルターガイスト」カード1枚を手札に加える。
②の効果が主な「オルターガイスト」デッキの妨害となるでしょう。「オルターガイスト・プロトコル」と合わせて魔法罠+モンスター効果を無効にすることができるため相手のリソースを減らすことが可能です。また、注目してほしいのはターン1制限がないこと。②の効果を使った後に「オルターガイスト・エミュレルフ」を発動することで2回目も発動することを可能としてます。③の効果では「オルターガイスト」カードをなんでも手札に加えることができるため、「オルターガイスト・マルチフェイカー」の効果を発動するための罠カードを供給することができます!
「オルターガイスト・プライムバンシー」
「オルターガイスト」モンスター2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分・相手のメインフェイズにこのカード以外の自分フィールドの「オルターガイスト」モンスター1体をリリースして発動できる。デッキから「オルターガイスト」モンスター1体をこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、自分の墓地の「オルターガイスト」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
実は結構使うカード。主に使い道は②の効果で墓地の「オルターガイスト」カードを回収できるため次の攻め手の補給などに使います。また、①の効果で「オルターガイスト・クンティエリ」を特殊召喚することで明確な妨害として機能します。「オルターガイスト・シルキタス」がいる場合は特殊召喚したモンスターを手札に戻すことで間接的にデッキから手札に加えることも可能です!
「オルターガイスト・メモリーガント」
「オルターガイスト」モンスター2体以上
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:お互いのバトルフェイズに、自分フィールドの他のモンスター1体をリリースして発動できる。そのモンスターの攻撃力分このカードの攻撃力をアップする。②:このカードが戦闘でモンスターを破壊した時に発動できる。相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。破壊した場合、このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。③:このカードが破壊される場合、代わりに自分の墓地のモンスター1体を除外できる。
「オルターガイスト・マルチフェイカー」の②の効果を発動したターンは大型リンクモンスターはこのカードしか出せないため、よく最後の決め手として使用します!①の効果では元々の攻撃力ではなくその時の攻撃力を参照するので「オルターガイスト・ヘクスティア」の①の効果で攻撃力が上がっていてもそのまま攻撃力が上がるのでめちゃくちゃ強い!しかもターン終了時までなどの元に戻る効果もないためそのままの攻撃力を維持することとなります!
「パーソナル・スプーフィング」
①:1ターンに1度、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「オルターガイスト」カード1枚を持ち主のデッキに戻して発動できる。デッキから「オルターガイスト」モンスター1体を手札に加える。
このカードは「オルターガイスト」テーマの中で一番強いカード!「オルターガイスト・マルチフェイカー」などの強力なカードを使い回したい時にデッキに戻したり、「エフェクト・ヴェーラー」や「無限泡影」などの対象を取る効果に対して戻すとそれらの効果から逃げることができます!「オルターガイスト」カードではないので「オルターガイスト・マリオネッター」の効果でセットできないことは注意が必要です!
以上でカードの紹介は終わりです!これらのカードを前提として次の項目を説明するのでこれからはカード名は短めに書いていきます!
【2】「オルターガイスト」デッキの闘い方
このデッキで意識することとしては「毎ターン相手ターンでの妨害を用意すること」です!
明確に相手の妨害をするカードとしては
1シルキタスの手札に戻す効果
2メリュシークの相手のカードを墓地に送る効果
3プロトコルのモンスター効果を無効にする効果
4ヘクスティアの魔法罠を無効にする効果
5クンティエリの表側のカードを無効にする効果
だと思います。これらに加えて「神の通告」などの罠カードも入ってきますが今回は「オルターガイスト」カードに焦点を当てるため省略します!
この5つをどれだけ早く構えることができるかを意識してプレイしてみると上手になっていきます!
この中で一番難しいものといえば4のヘクスティアの効果です。「オルターガイスト」デッキは実はモンスターを出す場所が大切なのです!
例を挙げると
こちらのように「オルターガイスト」モンスターが3体いる場合は
ヘクスティアのリンク先に「オルターガイスト」モンスターがくるようにしましょう!
【3】「オルターガイスト」デッキで意識すべきこと
こちらは今から紹介することを意識するだけで勝率が上がるかもしれないものになります!ちなみにこれらの教えることは他のデッキでも応用が効くものが多いため是非読んでみてください!
1相手ターンに「オルターガイスト」カードの墓地効果は使うべし!
2モンスターを出す場所を意識して特殊召喚すべし!
3手札の枚数と魔法罠ゾーンの枚数を確認すべし!
1の墓地効果というとヘクスティア、プライムバンシー、メリュシーク、シルキタスの4枚を指すことです。これらの効果には1ターンに1度しか発動できないという制約があります。
このようにターン1の効果では相手ターンに使うことがより効果的ですね!
例を挙げると、
①自分のターンにしか発動しない人
②自分のターンと相手のターンの両方発動する人
この2人を比べた時に自分のターンと相手のターン2回ずつ行った場合を考えると
①では(自分のターン)×2=2回
②では(自分のターン)×2+(相手のターン)×2=4回
効果を支えることとなり、手札の枚数が単純に2枚違うこととなります。
相手ターンにも忘れずに使いましょう!
2のモンスターを出す場所というのは上記に少し触れていますがヘクスティアのリンク先に「オルターガイスト」モンスターが来るようにすることが基本になると思います。
これに関しては長いこと「オルターガイスト」デッキを使っている私でも後々後悔するような場所に出すことが多いので意識しながらプレイしていきましょう!
ひとつアドバイスをするとすれば
「オルターガイスト」モンスター以外のモンスターはできるだけ自分から見て左端に置くことをオススメします!
理由としてはヘクスティアのリンク先が右に向いているので左端だとヘクスティアのリンク先に来ないのです!
3に関してはどこに警戒すべきカードがあるのかということ。魔法罠ゾーンにカードがたくさんある時は色んなデッキに入っている「墓穴の指名者」などを警戒しないといけないし、手札がたくさんある場合は「灰流うらら」や「増殖するG」などの手札効果を持っているカードがたくさんあると仮定しながら動くことが大切です!
【4】デッキレシピ紹介
こちらは私が個人的に使っているデッキレシピとなります!最初は難しいかもしれませんがこちらのデッキレシピを参考にして組んでみてください!
最後になりますが「オルターガイスト」というデッキは難しい!というイメージが先行しているテーマだと思います!このブログのことを意識しながらプレイすると意外に面白いかもしれません!
それでは!