【遊戯王OCG】『HISTORY ARCHIVE COLLECTION』新規カード紹介~『VRAINS』編
サテライトTOKYOスタッフのたかやんです!
引き続き2/19(土)発売の『HISTORY ARCHIVE COLLECTION』の新規カード紹介!
今回は『VRAINS』編です!
それでは早速見ていきましょう!
・Into the VRAINS!
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:手札からモンスター1体を効果を無効にして特殊召喚し、 そのモンスターを含む自分フィールドのモンスターを素材としてリンク召喚する。 そのリンク召喚は無効化されず、そのリンク召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
②:このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドのリンクモンスターが戦闘・効果で破壊された場合、
このカードを除外して発動できる。元々の種族がそのモンスターと同じモンスター1体を自分の墓地から選んで手札に加える。
アニメ内で「LINK VRAINS」にアクセスする際に各キャラクターが発するセリフがそのままカード名となっています!
手札からモンスターを特殊召喚しつつそのモンスターを含めてリンク召喚を行う①の効果は、そのリンク召喚を「神の宣告」等で無効にされる心配がないので確実にリンク召喚を通したい時などに活用できます!
リンク召喚成功時にも相手が効果を発動出来ないため、「ストライカー・ドラゴン」等の特定のカードをデッキから手札に加える効果を持つモンスターの効果に対して「灰流うらら」の効果を発動される事がないので、効果を確実に通すことが出来ますよ!
自分フィールドのリンクモンスターが破壊された場合にそのモンスターと同じ種族のモンスターを墓地から手札に加える②の効果も次のターン以降の展開札を再び用意する事が可能です!
テーマ内のモンスターがサイバース族で統一されている「コード・トーカー」や「転生炎獣」、「マリンセス」等のデッキで非常に扱いやすいカードではないでしょうか?
ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト
リンク・効果モンスター
リンク5/闇属性/サイバース族/攻3000
【リンクマーカー:上/左/右/左下/右下】
サイバース族モンスター3体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、バトルフェイズ中に相手が発動したモンスターの効果は無効化される。
②:自分・相手ターンに発動できる。デッキ・EXデッキからサイバース族モンスター1体を墓地へ送る。
このカードは、墓地へ送ったそのモンスターと同じ属性としても扱い、攻撃力が2500アップする。
③:このカードは1度のバトルフェイズ中に、このカードの属性の種類の数までモンスターに攻撃できる。
「ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード」の攻撃名がカード名になりました!
バトルフェイズ中に相手が発動したモンスター効果を無効化する効果、お互いのターンにデッキ・EXデッキからサイバース族モンスターを墓地に送り、その属性を得つつ攻撃力を2500アップする効果、バトルフェイズに自身の属性だけ相手に攻撃できる効果の計3つの効果を持っています!
素材指定が「ダークフルード」より厳しくなっているように見えますが、「ダークフルード」は効果を使用するために様々な種類のサイバース族モンスターを用意しておく必要があるため、むしろ出しやすさとしてはカンタンになったともいえます!
①のバトルフェイズ中の効果無効は、カウンターの数だけモンスター効果の発動を無効に出来る「ダークフルード」と比較すると制圧力としては少し欠けますが、②③の効果を考えるとこちらの方が強力な場合があるかもしれません!
その②と③の効果がとにかく強力!
組み合わせると墓地肥やし+攻撃回数追加+攻撃力アップというこれでもかといわんばかりのオンパレード!
EXデッキからも墓地に送れるので「ダークフルード」をリンク召喚した際のカウンター付与にも貢献できます!
②の効果で「斬機マルチプライヤー」を墓地に送るとバトルフェイズ中に相手が発動したモンスター効果を無効化する攻撃力11000の2回攻撃というとんでもないモンスターが誕生します…!
既に「アクセスコード・トーカー」という超強力なフィニッシャーを抱えているサイバース族ですが、このカードの登場によって新たなフィニッシャーが誕生することになりますよ…!
・青い涙の天使
通常魔法
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのコントローラーから見て相手は、自身の手札の数×200ダメージを受ける。その後、対象のモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
②:自分または相手が効果ダメージを受けた場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。手札・デッキから通常罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。手札からセットした場合、そのカードはセットしたターンでも発動できる。
アニメ『VRAINS』のサブタイトルがそのままカード名となっています!
フィールドの表側表示モンスター1体を対象に、そのモンスターをコントロールしていないプレイヤーに手札の枚数×200ダメージを与えつつ効果を無効にする①の効果、自分か相手が効果ダメージを受けた場合に墓地から除外することで手札・デッキから通常罠カードをセットする②の効果を持っています。
①の効果はダメージこそなかなか狙いづらい効果となっていますが、「トリックスター」デッキで使用する場合は「トリックスター・ブルム」の効果で相手の手札の枚数を増やしてダメージの増加が狙え、増えた手札は「トリックスター・マンジュシカ」と「トリックスター・リンカーネイション」のコンボでさらなるダメージを狙うことが可能です!
①と②のどちらか一方しか発動出来ないため、②の効果を狙う場合は「おろかな副葬」等でデッキから直接墓地に送ってしまうのがいいかもしれません!
このカード名がサブタイトルとなった放送回ではブルーエンジェルとスペクターがデュエルしていますが、このカードの①の効果でダメージを受けることでスペクターが使用している「サンアバロン」の効果のトリガーとすることが可能なため、ブルーエンジェルとスペクターどちらの使用デッキとも相性が良いカードとなっていますよ!
・運命の囚人
永続罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:リンク4モンスターがリンク召喚された場合に1度、発動できる。このカードにカウンターを1つ置く(最大3つまで)。
その後、このカードのカウンターの数によって以下の効果を適用できる。
・1つ:カード名を1つ宣言する。このターン、宣言したカードと元々のカード名が同じカードの効果は無効化される。
・2つ:自分の墓地からレベル4以下のモンスター1体を選んで特殊召喚する。
・3つ:このカードを墓地へ送り、EXデッキからリンク4モンスター1体を特殊召喚する。
こちらも「青い涙の天使」と同じくアニメのサブタイトルがそのままカード名となっています!
リンク4モンスターがリンク召喚された場合にカウンターを置き、置かれているカウンターの数によって適用できる効果が変わります!
1つの場合はカード名を宣言し、そのカードと元々のカード名が同じカードの効果を無効化するものであり、「発禁令」と同じような効果を発揮します!
相手がリンク4モンスターをリンク召喚した場合でもカウンターを置くことが出来るため、その点と罠カードである点を生かして相手ターンの妨害として役立てたいですね!
2つの場合は自分の墓地からレベル4以下のモンスターを特殊召喚出来るので展開の補助として有効です!
そして3つの場合はこのカードを墓地に送る事でEXデッキからリンク4モンスターを特殊召喚出来るので大型のリンクモンスターたちで一気に勝負を決める、ということが可能です!
相手がリンク召喚を扱うデッキの場合限定にはなりますが、相手がリンク4モンスターをリンク召喚する直前に発動して1つ目の効果無効を適用、自分ターンにリンク4モンスターをリンク召喚、2つ目の効果を適用して展開補助しつつ2体目のリンク4モンスターをリンク召喚して3つ目の効果を適用という流れで発動するのが最も理想的な使用法だと考えます!
リンク4モンスターを複数採用しつつ無理のない展開が出来るデッキとして「イビルツイン」や「転生炎獣」との相性が良さそうです!
という事で新規カード紹介は以上になります!
今後も新規カードの情報が公開され次第、ブログを更新していきますのでぜひご覧ください!
それでは、また次回!
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