【遊戯王】2020年次回制限改定までの今後の環境予想の回【環境分布・雑談】
お久しぶりです。2号機です。
前回更新からかなり間が空いてしまいましたね。申し訳ないです。
今回はどちらかと言うと雑談よりの記事ですが、割と真面目な話をしてこうと思います。
タイトルにもある通りで、今後の環境をわたくし2号機の目線から分析していこうと思います。
例のあのウイルスでしばらく大会等が無くて最近ようやくポツポツとまた開催される様になりましたが、今どんなデッキが環境にいるのか・どんなデッキが今流行っているのかとか気になる方もいらっしゃると思うので、ちょっとまとめてみようって魂胆です。
言うのも、私もプライベートでは大会とか顔出すような人間なのですが、私自身が今どんなデッキが環境にいるのかって言うのが不明瞭だったので、って言うのが事の発端です。
ではおさらいとして以前の環境を振り返ってみましょう。
4月最終環境
使用率トップ:オルフェゴール
恵まれた種族・属性と圧倒的な安定感から堂々のtierトップに君臨していたデッキです。
ちょっとでも大会に顔を出した事がある方ならわかると思いますが、このデッキ【システムダウン】で機能停止させられない限り本当に止まらないデッキでした。
晩年は【ドラグーン】をも取り込み、無類の強さを誇る最強のデッキと言っても過言ではありませんでしたね…。
それだけに使用者も多く、サイドデッキから【D.Dクロウ】や【システムダウン】、【アーティファクト・ロンギヌス】が大流行しました。
私も握っていた時期がありましたが、やはり安定感はどのデッキよりも良かった覚えがあります。
2位:閃刀姫
メインスロットがスカスカな分、手札誘発を大量投入が出来るのが強みだったデッキ。
ワンキルから制圧までなんでもござれの中~長期戦向けのデッキで環境トップからは退いたものの、当時でもまだまだ現役なデッキでした。
近年では【閃刀機構-エンゲージ】が再録された影響もあってユーザーが増え、逆に再録されなかった【マルチロール】や【シズク】が値上がりをするなんて事もありました。
ちなみに私は【ハヤテ】が好きですね。
3位:サンダー・ドラゴン
カテゴリ化するや否や、瞬く間に環境トップメタへ返り咲いたメタデッキ。
初手【超雷龍】からのサーチロックで機能不全を起こすデッキも少なくないこのご時世に生まれてはいけなかったレベルの凶悪な一手を打てる事から人気を博しました。
個人的に本家の【サンダー・ドラゴン】を使わないと聞いた時は悲しくなりました(今はどうなんだろう…)
4位:転生炎獣(サラマングレイト)
個人的に【転生炎獣】といえばこのカードの印象。
【ガゼル】【スピニー】を筆頭としたストラク産のカードが生み出す安定性とアニメ「遊戯王VRINS」で使用した穂村 尊/soulburnerの活躍により人気のテーマ。
世界を制した事でも有名なデッキですがキーパーツの規制に始まり、【ドラグーン】に対する回答を用意出来ないと言った問題が解決出来ず、使用率は緩やかに落ちていきました。
5位:エルドリッチ
当時はまだ出たばかりでしたね。(既に懐かしい)
効果が実質【焔征竜-ブラスター】である事から「あれ?【ブラスター】帰って来れるんじゃね?」とも言われていた頃です。非常に懐かしい。
モンスターが実質彼一人な事からも「ボッチ卿」の愛称で親しまれ、一気にサクセスロードを突き進む事になりました。
メインスロットがガバガバな事から、様々なデッキと組み合わせる事が出来、これ以降、【〇〇エルドリッチ】と言うデッキタイプが流行るキッカケになりました。
《RISE OF THE DUELIST》以降で登場したテーマについて
あのウイルスが流行ってしまった真っ只中に登場し、データの無いデッキですが、今後環境で頭角を表すであろうデッキを幾つかピックアップして行こうと思います。
・教導(ドラグマ)
EXデッキから特殊召喚されたモンスターに滅法強いテーマで、現在環境トップに君臨するテーマです。
デッキによっては下級すら突破出来ないなんて事も起こりうるデッキで、主流なのはここに【召喚獣】と【シャドール】を混ぜた型で、相手のEXモンスターをメタりながら自分は展開する、と言う無類の強さを誇ります。
・焔聖騎士
炎を纏ったイケメン達。
つい最近までは【ロボットリンク】のギミックを使いながら展開する事で【盗人シャルル】を作りながら4つのカウンターを持った【S・ドラゴン】を作れることでかなりいい線行けるんじゃないかと個人的に目を付けていたテーマですが、【リンクロス】禁止で冷たくなってしまいました…。
デッキの概要に関しては以前何度か触れた事もあるのでそちらを参照して下さい。
↑ここに記事が保管されてます!↑
【盗人の煙玉】を装備した【シャルル】はかなり強いんですが、最近の流行りはこっちみたいですね。
これを【シャルル】が身にまとう事で、どこも対象に取れなくなると言う強固な耐性を得る事が可能になります。
ただやっぱり通るルートが単純なので止めどころが分かりやすいのが致命的な弱点で、環境上位とかち合うのは難しい印象です。
ただ、一概に無理とも言えず、上述したロボリンギミックも、それを採用しない型もありますし、フルアーマーシャルルが決まればかなり固くて煙玉でハンデスも出来ちゃう。
これは弱いの一言で片づけられない、このデッキの強みのはず。
完成盤面自体はかなり強い部類だと思うので、握ってみて損は無いと思います。
・ヌメロン
約一週間前に登場し、早速結果を残したアニメ「遊戯王ZEXAL」に登場したドン・サウザンドの使用するカード群。
【ヌメロン・ネットワーク】から直接【ヌメロン・ダイレクト】を発動し、盤面にNo.1~4を並べ、好き放題するデッキです。
こちらもデッキスロットがガバガバなので使い手によって構築が変わる面白いデッキになります。
巷では【ヌメロン教導召喚シャドール】なんて末恐ろしいデッキが開発されたとかなんとか…
詳細は1号が記事にしているのでそちらを参照してくださいね。
上記を踏まえ、私2号機が予想する今後の環境分布は……
・〇〇教導
・〇〇ヌメロン
・〇〇エルドリッチ
の3強と予想します!
〇〇って言ってる時点で予想しきれてないって?言うな……
多分ここら辺がトップ争いをして、その下に、
・閃刀姫
・転生炎獣
・コードトーカー
・魔術師
・エンディミオン
・セフィラ
・サンダードラゴン
・召喚獣
ここら辺が団子になってるイメージです。
環境は10期の「優秀なデッキパーツを有するテーマデッキ」と言うよりは9期に目立った「強力な効果を持ったモンスターを寄せ集めたグッドスタッフ」の様なデッキが台頭していくんだろうなと予測。
≪テーマ≫として統率の取れたデッキよりも、≪個人≫の力量を重視するデッキがまた流行りだした、そんな新時代の幕開け的な側面があるんだと思います。
※統率の取れた≪エリート≫達と≪一人軍隊≫を地で行くデッキの構図
【真竜】【十二獣】大戦をやっていた9期最終期がとてもわかりやすい例でしょう。
【○○十二獣】優勝!という記事を何度か見た事ある方も実際いるかと思いますが、あんな感じで今後暫くは【召喚シャドール教導】とか、【教導エルドリッチ】、みたいなデッキが結果を残していくんじゃないか、と。
~個人的にアリだと思うデッキ達~
ここからは個人的に握るのもアリなんじゃないかと思うデッキを紹介したいと思います。
私はグッドスタッフデッキを握るのがどちらかというと苦手なタイプで、テーマの紹介ばかりになってしまうのだけすいませんがご了承を…。
個人的感想なので参考程度に思ってもらえると幸いです。
余談なんですが、グッドスタッフって難しくないですか?
デッキに入れたカード同士がケンカしちゃっていざって時に事故起こしがちでどうしても嫌がって握らない節があるんですよね…。
まぁ、もっとよく練習しろと言われちゃえばそれまでなんですけどね。(((
精進します。(謙虚
と言う訳で行ってみましょう。
・魔救(アダマシア)
個人的にあるんじゃないかと思ってるデッキ。
シンクロモンスターがメインモンスターゾーンに広げられる様になった恩恵が個人的にとてもデカいと思ってて、トップ操作と【シューティングスター・ドラゴン】を使って
「バカな!! 合計5回の攻撃だとォッ!?」
♪Clear mind
を素で出来るのはキル力・エンターテインメント性含め抜群だと思います。
他にも、最近登場したジム・クロコダイル・クックの【化石】カードも追い風で、無理なく自分岩石族と相手墓地を利用して【化石融合】を打つことが出来ます。
普通にやると中々狙いにくい【化石融合】も【魔救】と組み合わせれば無理なくジムごっこが出来る!
是非【E-HERO】と戦ってマイフレンドしてあげて下さい。
・HERO
余談ですが【フェイバリット・ヒーロー】プレイマットガチで狙ってました…(取れなかったけどね)
【ディアボリック・ガイ】の規制がかなりの痛手ですが、まだまだ胡散臭い押し付けだったり安定時のキル力の高さは目を見張るものがあります。
ガチっと噛み合った時の強さが本当に一級品ですが、そうならなかった時のケアが重要なので、握るにはかなりの量練習が必要かも…。
メインから【超融合】を投入できるのも独自の強みだと思いますし、やはり【ディアボリック・ガイ】の抜けた穴をどう埋めるかがカギな気がしますね。
・サイバー流
機械族テーマあるところにサイバー流あり。
【オルフェゴール】が流行っていた時期には一定数必ずいたサイバー流。
今のご時世、彼らの高打点を耐えられるデッキが流行っていない事もあり、返しのターンで一撃で沈められるならワンチャンあるのではないかと推測。
一方、必ず後攻を取らなきゃいけない点や二本目で後攻が取れない状況なんてのもあるので厳しい事には変わりないのが現状…。
ルール改定で一気にリンク召喚するデッキが減るもんだとばっかり思っていましたが、別にそんな事もないなら案外【キメラテック・メガフリ―ト・ドラゴン】は効かない事もないのか…?
・王(ジェネレイド)
画像で貼った二人のロックがかなり強力で、尚且つ【教導】が得意とするEXデッキ封じも別段気にならないのは唯一無二の強みだと思います。
詳しい事は1号が記事にしているのでそちらを是非参照下さいね。
ちなみに私は【王の報酬】が好きです。
ドヴェルグス君可愛い…
・RR&幻影騎士団
11期レギュラーパック第二弾である≪PHANTOM RAGE≫待ちにはなってしまいますが、新規が配られるこの2テーマにもまだまだ全然チャンスがあるような気がしてます。
現在判明している【レイダーズ・ウィング】や【アークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン】を筆頭とした【RR】新規と【幻影騎士団】新規が中々優秀な効果を持っているので、こちらもどちらかと言うと先攻制圧より後攻ワンショット狙いのデッキで活躍が見込めるのではないかと。
≪PHANTOM RAGE≫新規の詳細画像はコチラ
・叢雲ダイーザ
「スペースサンダー!!」
「ダブルハーケン!!」
ハイ、調子乗りましたスイマセン。
元ネタの人は今フランスで国民的アニメになってるそうです。
私はダブルハーケンの方が好きなんですけど皆さんはどの技が好きですか?
じゃなくて、【強欲で貪欲な壺】とデッキ名にもなっている【機巧蛇-叢雲遠呂智】で【紅蓮魔獣ダ・イーザ】を筋肉モリモリマッチョマンにして殴り、脆い部分は【インスペクト・ボーダー】の様なメタカードで蓋をしてカバーする大変わかりやすく雑に強いデッキですね。
以前の環境でも数こそ減っているものの、結果自体は残せていたので少なからずワンチャン自体はあるんじゃないかと。
同じ理由が次のデッキです。
・恐竜真竜
ストラクチャーデッキ以来ズッ友の2人を使ったデッキです。有名ですよね。
4月環境でも少数ながらも結果を残していた事から、全然上位陣を喰えるデッキなんじゃないかと。
リンクモンスターに【究極伝導恐獣】の効果が効かないのがネックでしたが、リンクモンスター以外のモンスターを使うことが増えてきた昨今では今まで以上にワンチャン性を秘めているんじゃないかと思います。
・剛鬼
……正直性欲に抗えませんでした。
この私2号機が【剛鬼】を推さない訳にはいかんだろうと、ここでプッシュせずして何が【剛鬼】使いかと。
八割位意地ですけどちゃんと推すだけの理由もあります。信じて下さい。
話が長くなりそうですがどうかお付き合い下さい。。。
・【剛鬼】共通効果の強さと【グレート・オーガ】
何と言っても剛鬼の強みはコレ。
墓地へ送られると自身以外の剛鬼カードをサーチする効果。
【剛鬼】の強さの殆どがここに集約されると思います。
故にこのデッキでは【剛鬼】カードの採用枚数を絞ってもある程度自由が効く訳です。
また、守備力を持つモンスターに対して無類の強さを誇る【剛鬼 ザ・グレート・オーガ】を擁するのが最大の強みと考えています。
破壊にしか対応していないとは言え身代わり効果で破壊を避けられ、リンクモンスターが完全にいなくなったわけではないとは言え、リンクを使わずに展開するデッキが増えた故に彼の効果が非常に活きる場面が増えたと思います。
巷で流行りのデッキはどれも守備力を有するモンスターを使う事が多く、攻撃力・守備力が共に同数値だったり攻撃力よりちょっと少ないが高い守備力を持つモンスターも多いので、全て【グレート・オーガ】の効果「オーガ・プレッシャー」で無力にできます。(誇張表現)
特に今後環境で人気の出そうなデッキはみんなステータスが優秀なので【グレート・オーガ】の効果をモロに受けます。
これは【剛鬼】再評価待ったなしだな!!
・新規の存在
はい。コレパで登場したこの人【キリビ・レディ】。
個別で記事書こうかと思うレベルで色々なデッキに恩恵をもたらしたカード。勿論【剛鬼】も例外ではありません。
例えば、
・【スープレックス】等の始動から盤面に+1枚になる
・自身コストでハンドの【剛鬼】と交換出来る→イコール【剛鬼】の動きを通しやすく出来る
・【イゾルデ】からの動きで【ガッツ】、【マンジロック】との択になれる
等、その恩恵は計り知れないです。
コイツは【リンクロス】の抜けた穴を埋めるのに余りある有用な働きをしてくれます。正味、どれを取っても剛鬼にメリットしか無く、もうコイツ抜きの剛鬼生活には戻れないです。
今までは汎用リンクのルートを通り、途中で【リンクロス】を噛ませてトークンを生成し、召喚権を切って動いた分の埋め合わせをしていました。
最早召喚権を切ろうが、【スープレックス】に泡ヴェされようがフィールドに残ってさえいれば【キリビ・レディ】着地から自身コストで無理矢理手札の剛鬼を着地させられるので、動きに自由度と安定性が増しました。
(信じられるか?【フォトン・スラッシャー】から動くと召喚権使わずに【イゾルデ】が立つんだぜ?)
以上の理由から最早ガン投安定です。
自身が【剛鬼】に変換出来るのはかなりデカく、【フィニッシュ・ホールド】が腐りにくくなったり、本来通れない剛鬼ルートに無理矢理シフト出来る様になったりと至れり尽くせりな訳です。
例えば召喚権を切らなければ動けない場合。
基本的に剛鬼は初動である【スープレックス】に召喚権を使うのですが、引けなかった時や代用カードである【切り込み隊長】から動き出した時等、どうしても召喚権を使わずには動けません。
ですが、【スープレックス】が無い場合は【剛鬼】としての動きが出来ないのでハンドの【剛鬼再戦】や【剛鬼フィニッシュホールド】が腐ってしまいます。
そうなると召喚権を切った上、死に札を抱えたまま相手にターンを渡す事になるので剛鬼的にはかなりキツイ立ち上がりになります。
そこでこの【キリビ・レディ】があると、
・モンスター通常召喚
・デッキは戦士族で固まっている為、【キリビ・レディ】が着地出来ます。盤面2。
・2体で【イゾルデ】を作り、ここからレベル1【剛鬼】を着地。【リンクリボー】に変換して【剛鬼】サーチ。
もしもここで召喚権を使っていなければサーチ先を【スープレックス】にして通常召喚して剛鬼ムーブをすれば丸いですね。
・墓地に【剛鬼】が2体溜まっていれば【剛鬼再戦】で【コードブレイカー】の動きをして最後に蓋をすれば完璧です。
正直まだ【キリビ・レディ】を入れた剛鬼を研究しきれてないので今までの立ち回りで問題ないのかどうかはかわりませんが、このカードが新たな道を見出してくれた事には間違いありません。(これ以上は【剛鬼】の記事になりそうなので割愛します)
ほんでレベル1? 弱い訳が無く…って感じです。マジで有能。一生褒めちぎれる。
……と、【剛鬼】を褒め出したら止まらない私ですが、握る上で気をつけなきゃならない事も多いので一概に「強気に出られる、絶対勝つる!」とは言えないのであくまでワンチャンありそう…程度に思っておいて貰えればいいと思います。
以上が今回わたくし2号機が予想する今後の環境です。
如何でしたでしょうか?(後半熱が入りすぎて剛鬼の事しか話してない気がしないでもないけど…)
まだまだ再開したばかりですし、環境も未知数な所が多いのでどんなデッキを今期は握ろうか、と悩む方も多いと思いますが、私もそうなので一緒に沢山悩みましょう。
久しぶりの更新で楽しかったです。
また次の更新でお会いしましょう。お相手は2号機でした。