【デッキ考察&紹介】「意地があんだよ…男の子にはなァ!!」【双天】デッキを考える。【遊戯王】
はいどうも、2号機です。
好きでもないし得意でもないけどずっとFPSやってます。2号機です。
ミリオタをかじってるので銃は好きなんですよね。多分モチベーションになるのがそれだけなのにずっとやってます。
ほんとヘタクソで負ける度に辞めたくなるのに何故か続けてます。皆さんもそういうのってありません?
最近挨拶代わりの茶番を挟まないと死ぬ病気にかかったのかもしれませんが私は元気です。
前置きが相変わらず長いですね。
今回は予告通り、≪PHANTOM RAGE≫にて登場する新テーマの【双天】についてです。
実は判明段階からずっと目を付けてて、発売したらすぐにデッキが組めるように自分なりに色々考えてたんですよ。
んで、考えがある程度まとまったんで記事に起こそうと、そういう魂胆でございます。
公式情報サイト「遊戯王.JP」のリンクを貼っておくのでそちらと照らし合わせながら読んでくださいね。
↓公式公開された画像↓
https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&&id=821
【双天】とは、「阿吽」をイメージした中華?日本?アジア系の戦士族・光属性デッキです。
「阿吽」とは、仏教における真言の1つで、よく「阿吽の呼吸」なんて言いますよね。アレです。
以前公式Twitterが、「破壊やトークンを活用した展開で癒合召喚!」と紹介していた通り、トークン生成と効果破壊を活用しながら融合をするデッキです。
早速効果を見ていきましょう。
双天拳の熊羆(そうてんけんのゆうひ)
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1800/守1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「双天」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、デッキから「双天」魔法カード1枚を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
効果モンスターを素材として融合召喚された自分フィールドの表側表示の「双天」融合モンスターが、
戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札に加える。
熊(くま)羆(ひぐま)と書いて熊羆(ゆうひ)。「勇ましい者」って意味らしいです。
現状判明している双天モンスターは彼と相方だけです。
そんな相方がコチラ。
双天脚の鴻鵠(そうてんきゃくのこうこく)
効果モンスター
星3/光属性/戦士族/攻 800/守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「双天脚の鴻鵠」以外の自分フィールドの表側表示の「双天」モンスターが
相手ターンに戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、以下の効果を適用できる。
●自分フィールドの「双天」モンスター1体を選んで破壊し、
EXデッキから「双天」融合モンスター1体を特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「双天」罠カード1枚を手札に加える。
コチラは鴻(おおとり)と鵠(くぐい)と言う二羽のでっかい鳥の名前から出来た熟語で、「大人物」って事らしいです。要は勇者と大物って感じです。
相方の熊羆が拳なら彼は蹴り。主人公が熊羆である事を考えると彼は共に切磋琢磨するライバルと言う事になるんでしょうかね。
気になる効果ですが、
熊羆→・場の【双天】モンスターを破壊してデッキから【双天】魔法をサーチ。
・自身が墓地に存在する状態で効果モンスターを融合素材として融合召喚された融合モンスターが戦闘or相手の効果で破壊された時、手札に戻ってくる。
鴻鵠→・自身以外が戦闘・効果で破壊された時に手札から特殊召喚。
その後、フィールドの【双天】モンスターを破壊して【双天】融合モンスターを特殊召喚。
・自身の着地時、デッキから【双天】罠をサーチ
ってな感じでどちらかがどちらかのフォローをする様なつくりになっています。
ではここから先は魔法・罠カードの紹介です。
双天招来(そうてんしょうらい)
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:手札を1枚捨て、自分フィールドに「双天魂トークン」(戦士族・光・星2・攻/守0)を可能な限り特殊召喚する。
このターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できず、
自分フィールドのトークンはリリースできずエンドフェイズに破壊される。
その後、以下の効果を2回まで適用できる。
●自分の手札・フィールドから、「双天」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
ヤバい事しそうなカードですね。
ちなみに「招来」とは招き寄せる事や将来を意味する言葉です。
簡単に説明すると、
・発動するだけでトークン5体を生成。
・その後二回まで融合する事が出来る。
ただ、デメリットとして融合モンスターしかこのターン特殊召喚が出来ません。
流れとしては、
・熊羆を召喚。自害してコレをサーチ
・熊羆が死んだので手札から鴻鵠が生えてくる。またまた自害してエクストラから双天融合モンスターを特殊召喚
・引っ張ってきた【双天招来】を発動してトークン×5と2回融合。
ってな感じで動かすことが出来ます。融合モンスターに関してはまた後程。
双天の調伏(そうてんのちょうふく)
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドの「双天」モンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果で自分フィールドの「双天」融合モンスターを破壊した場合、
さらに以下の効果から1つを選んで適用できる。
●自分はデッキから1枚ドローする。
●相手の墓地からカード1枚を選んで除外する。
調伏とは、「心身の調和で悪行勝つ」と言う意味の他に「人を呪い殺す」と言う意味があるそうです。
カードイラストは熊羆の融合体である金剛が渾身の右ストレートを打っているところですね。「シェル〇ット・バァァァァストォォォ!!」
タイトル回収になりますが、わかる人ならわかる。どうみてもシェルブリットの誰かさんですね。本当にありがとうございました。大好きです。
正直このカードに関しては難しい事なんもないんで割愛します。
効果の性質的にサクリファイス・エスケープとして使えそうですね。使いこなせたらオシャレ、みたいな。
阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「双天」モンスター1体を手札に加える事ができる。
②:自分フィールドに「双天」効果モンスターが存在する場合に発動できる。
自分フィールドに「双天魂トークン」(戦士族・光・星2・攻/守0)1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
出ました、どこがフィールド魔法なのかイラストだけだと判別不能系フィールド魔法!
効果自体はとっても優秀で、発動時処理で双天モンスターをサーチできます。(発動時処理なので【超雷龍】みたいなモンスターがいるとそもそも発動が出来ないので注意)
②の効果が、自分フィールドに双天効果モンスターがいるとターン1でトークンを生み出す事が出来ます。
これを初手で握れるかどうかでかなり動きの安定感が変わってくる印象があります。
しかしここが罠で、名称に【双天】名称が無く、双天として扱う効果もないので熊羆の効果でサーチが効かないと言うデカい罠があります。
なのでフィールド魔法サーチ系のカードがあると良いのかもしれません。他にもガン投するとか…
かといって1枚貼れれば残りは腐ってしまうので個人的には2枚くらいが丸いのかな、と。
次からは罠カードの紹介です。
双天の使命(そうてんのしめい)
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、
「双天の使命」以外の自分の墓地の「双天」魔法・罠カード1枚を除外して発動できる。
このカードの効果はその魔法・罠カード発動時の効果と同じになる。
メインフェイズ限定ではあるものの、墓地のカードをコピーする効果です。
これフリーチェーンなので使いようによっては妨害だったり防御札だったりでかなり器用なカードだとおもうんですがね……如何せん単体では仕事出来ないのでちょっと難しい所です。
でも相手ターンにコレで【双天招来】をコピーして相手ターンに融合できるのは中々強いんではないかと思います。
双天の再来(そうてんのさいらい)
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の「双天」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で元々のレベルが4以下の「双天」モンスターを特殊召喚した場合、
さらに自分フィールドに「双天魂トークン」(戦士族・光・星2・攻/守0)1体を特殊召喚できる。
普通に使うとただの専用蘇生札になりますが、これで熊羆か鴻鵠を蘇生すると、トークンが一体オマケでついてくる!
熊羆蘇生→トークン生成→熊羆効果でトークン爆殺→デッキから招来サーチ→招来発動
みたいな動きも出来るのでまぁ悪くないカードかな、と言う印象。
ただやっぱり単体で動けないカードは初手で引くとそれだけで腐ってしまうのであまりいい印象が受けにくいのが現状。
ゲームスピードが進むと起きてしまうジレンマですね。しょうがない。
イラストの話ですが熊羆は一体誰と戦ってるんでしょうか…
三度笠を付けた雑兵って事は…
まさかね…
魔法・罠は現状計5枚が判明しています。
そしてお待ちかね、このデッキのエース格が集う融合モンスターの紹介です。
双天拳 鎧阿(そうてんけん がいあ)
融合・効果モンスター
星6/光属性/戦士族/攻2100/守1500
「双天」モンスター×2
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、
相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
この効果の発動後、ターン終了時までこのカードは直接攻撃できない。
②:効果モンスターを素材として融合召喚した「双天」融合モンスターが自分フィールドに存在する限り、
自分フィールドの「双天」融合モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
熊羆が鎧を纏った姿で、名前の「鎧阿」は阿形像の「あ」です。始まりを意味しています。
着地時に攻撃表示の相手モンスターを対象を取って破壊する効果とそのデメリットで直接攻撃が出来なる効果
そして効果モンスターを素材にした双天融合モンスターが存在する限り、双天融合モンスターの攻守が300アップする2つの効果を持っています。
自身の攻撃力が2100なので効果を含めて実質2400打点と言う事になります。
上級にしてはまずまずの効果と着地時に攻撃表示モンスターを破壊する効果があるのでかなり攻撃的な効果ですね。
そして相方の鴻鵠はと言うと…
双天脚 鎧吽(そうてんきゃく がいうん)
融合・効果モンスター
星5/光属性/戦士族/攻1700/守2100
「双天」モンスター×2
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「双天」融合モンスターが効果で破壊される場合、
代わりに自分フィールドの「双天」モンスター1体を破壊できる。
②:効果モンスターを素材として融合召喚した「双天」融合モンスターが自分フィールドに存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに、EXデッキから特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
効果破壊を自身の場の双天モンスターで肩代わりできるようになる効果、効果モンスターを素材として融合召喚した双天融合モンスターが存在する場合、自分・相手のメインフェイズに
EXデッキから特殊召喚されたモンスターを一体対象に取って、そのモンスターの効果をこのターン中無効にする効果の2つがあります。
鎧吽は鎧阿と比べて守りに寄った効果です。コイツらほんと仲良しだな…
仲良しコンビで互いをカバーしあうメイク、とっても好きです。(
コチラは効果破壊を別の双天モンスターで肩代わりする事が出来るようになるので、融合前の熊羆or鴻鵠を破壊できるとかなり美味しい感じになりますね。
また、注目したいのは②の効果。
対象を取るとは言え、ターン終了までEXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を無効にできるので、【エルシャドール・ミドラーシュ】みたいな突っ立ってるだけで仕事が出来る様なモンスターを無力化できます。
最近【影依の儀典】出張の影響でほんとよく見かける様になりましたもんね。
基本的に先攻取って守備で出てくる事が多いかと思うのでそこを狙い撃って鎧吽を出せば無力なお人形さんと化すのでオヌヌメですね。
問題は攻撃表示の時。
隣に鎧阿がいないと単体では突破不能なので一工夫する必要があります。
双天将 金剛(そうてんしょう こんごう)
融合・効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻3000/守1700
「双天拳の熊羆」+「双天」モンスター×2
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが戦闘を行う場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
②:このカードが攻撃したダメージ計算後に発動できる。
相手フィールドのモンスター1体を選んで持ち主の手札に戻す。
③:自分フィールドに融合モンスターが2体以上存在し、
フィールドのこのカードを対象とする相手の魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。
「聖闘士に同じ技は二度も通じぬ。 今やこれは常識…」
なんだか聖〇士〇矢みたいなヴィジュアルになりました。熊羆君の現状判明している最終形態となります。
融合素材に熊羆を指定し、更に2体の双天モンスターを指定するかなり重たい素材指定ですが、効果は強力。流石黄金聖闘士…
①の効果が通称アンティークギア効果。ダメージステップ終了まで一切の妨害を許さない効果です。
これがあるだけで【オネスティ・ネオス】や【ドラゴンメイド・フランメ】の様なカードを封殺出来ます。
続いて②の効果。
ダメージ計算後に相手のモンスターを対象を取らずにバウンス。
一度の攻撃で2体のモンスターを処理できる効果は攻撃に尖っていて熊羆が元になった事が伺える良い効果ですね。
そして③の効果で、融合モンスターが2体存在する状態で、自身が対象に取られた時、その効果を無効にする効果。
実質対象耐性の様なモノで、仮に金剛が2体場に出ていると切り込みロックの様な状態になります。
金剛2体でなくとも、相手は順序を考えて除去しなければならない為、ハンドを無駄に消費させられます。
そして基礎打点が3000あるので並大抵の攻撃では沈まない、エースモンスターと言っても過言ではない性能をしています。
熊羆が金剛になるなら鴻鵠は…
現状判明していません。
非常に悲しいです。
アレですね。戦隊モノとかでレッドにだけ追加武装や追加フォームが配られてるみたいなもんです。早いとこ鴻鵠にも強化フォームが欲しい所です。
今弾で強化フォームが貰えないとすれば次弾までおあずけとなるので新規枠にまだ枠が空いている事を祈りましょう…。
そして今回私、2号機が仮組したデッキのレシピも紹介しようと思います。
パターンを区切って作ったので2つともご紹介しようと思います。
パターン1…戦士族グッドスタッフ気味構築
双天拳の熊羆*3
双天脚の鴻鵠*3
ゴッド・フェニックス・ギアフリード*1
天融星カイキ*1
地翔星ハヤテ*1
フォトン・スラッシャー*1
キリビ・レディ*2
N・アクア・ドルフィン*1
ネオスペース・コネクター*3
焔聖騎士 リナルド*2
灰流うらら*3
増殖するG*3
阿吽の呼吸*2
双天招来*3
再融合*1
リビング・フォッシル*1
簡易融合*1
増援*1
ハーピィの羽根帚*1
墓穴の指名者*3
双天の使命*1
幻影騎士団 シェード・ブリガンダイン*1
無限泡影*1
覇勝星 イダテン*1
覇道星 シュラ*1
双天将 金剛*1
双天拳 鎧阿*3
双天脚 鎧吽*3
炎の剣士*1
リンクリボー*1
水晶機巧 ハリファイバー*1
聖騎士の追想 イゾルデ*2
剛鬼 ザ・パワーロード・オーガ*1
アクセスコード・トーカー*1
まず紹介するのがこの構築。
【双天】デッキは召喚権が結構カツカツなので、自己湧き出来る【フォトン・スラッシャー】や【キリビ・レディ】を多用し、召喚権をなるべく【双天】モンスターに割ける様にし、ハンド次第でリンク召喚か融合召喚に繋げていく構築。自分が所持している【剛鬼】に近い構築です。
ですが、【スープレックス】から繋がってしまえば共通効果で息切れが起きにくい【剛鬼】と違ってメインモンスターの【双天】が少ない事から、リンクに偏ってしまいがちなのがネック。
横に広げるためにネオスペーシアンギミックやイゾルデリナルドシステムを採用しています。
また、基本的には素材用ですが、【簡易融合】から【炎の剣士】や【鎧吽】をポンと出せてそこから繋げられるので悪くないんじゃないかなと。
他にも触れておくべきカードがいくつかあるのでそこに関しては後述。
続いてパターン2の紹介です。
パターン2…融合オンリーで攻めるゾ
こちらのデッキレシピ、一緒にブログを書いている1号君から提供してもらったレシピです。
私の作った上のデッキとは全く違う感じに仕上がってますね。
双天拳の熊羆*3
双天脚の鴻鵠*3
天融星 カイキ*2
教導の大神祇官*1
ジェムナイト・ガネット*1
灰流うらら*3
増殖するG*2
双天招来*3
阿吽の呼吸*3
増援*1
簡易融合*1
融合派兵*3
テラ・フォーミング*1
再融合*2
ブリリアント・フュージョン*1
超癒合*2
墓穴の指名者*3
双天の使命*2
影依の儀典*1
無限泡影*1
覇勝星 イダテン*1
覇道星 シュラ*1
双天将 金剛*3
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン*1
エルシャドール・ミドラーシュ*1
エルシャドール・アプカローネ*1
双天拳 鎧阿*3
双天脚 鎧吽*3
ジェムナイト・セラフィ*1
「召喚権が足りない? なら作れば良いじゃん」と言った感じで召喚権生成マシーンの【ジェムナイト・セラフィ】を投入し、潔く融合召喚しかしない型。
正直語る事はあんま無いので両デッキに採用された不思議なカードについて解説していきます。
再融合/Re-Fusion
装備魔法
①:800LPを払い、自分の墓地の融合モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードが破壊された時にそのモンスターは除外される。
平たく言うと融合モンスターを蘇生させるカード。
このカードで重要なのは装備魔法と言う点。
【イゾルデ】のコストになる点と、融合素材にした【双天】融合モンスターを蘇生出来る点が非常に優秀です。
なんなら上記の2つの理由が採用理由となってます。
双天融合モンスターが皆、「効果モンスターを素材にした時」と言う共通効果を持っているので、このカードを仮に引いたとしても次に繋げられるのが非常に便利だと感じました。
続いてこのカード達。
アニメ「遊戯王ARC-V」にて登場した多方面で有名となったキャラ・勝鬨君が使用した戦士族モンスター。
それぞれの効果を振り返りましょう。
覇道星 シュラ/Shura the Combat Star
融合・効果モンスター
星12/闇属性/戦士族/攻 0/守 0
「覇勝星イダテン」+レベル5以上の戦士族モンスター
①:1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力は0になる。
②:モンスター同士が戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。
その戦闘を行うお互いのモンスターの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、
それぞれのレベル×200アップする。
③:融合召喚したこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
「覇勝星イダテン」1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
融合素材に同じく融合モンスターである【覇勝星 イダテン】を指定しており、普通に出そうとすると中々召喚条件の厳しいモンスター。
しかし、着地してしまえばかなり強力な効果を持っており、①の効果で自分・相手ターンのバトルフェイズに相手モンスター全ての攻撃力を0にする効果を持っています。
そして②の効果でモンスター同士の戦闘が行われた場合に一度、その戦闘を行うモンスターの攻撃力をダメージ計算時のみそれぞれのレベル×200上昇させるという効果。
そして③の効果で相手によって破壊されると融合召喚扱いでEXデッキから自身の素材でもある【覇勝星 イダテン】を特殊召喚できるモンスターです。
攻撃力を0にするのが相手モンスターのみなので、シュラの効果で攻撃力を0にする→金剛で攻撃→3000ダメージを与えながら相手モンスターを一体バウンスする
等と言った戦法が狙えるようになります。
勿論このモンスターを使ったら
「レベルを持たないということは、レベル0ということだ!」
と言ってやりましょう。幸い、【双天】が収録される≪PHANTOM RAGE≫にはエクシーズモンスターが多く収録されます。
勝鬨君にとっては因縁の相手である【ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン】の進化形態である【アークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン】が収録されます。
積年の恨みを晴らしてやりましょう。
覇勝星 イダテン/Idaten the Conqeror Star
融合・効果モンスター
星10/光属性/戦士族/攻3000/守2200
レベル5以上の戦士族モンスター×2
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族・レベル5モンスター1体を手札に加える。
②:1ターンに1度、手札を任意の枚数捨てて発動できる。
このカードの攻撃力は捨てた数×200アップする。
③:このカードがこのカードのレベル以下のレベルを持つ相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。
その相手モンスターの攻撃力をそのダメージ計算時のみ0にする。
こちらはシュラと違って3000の攻撃力を持つ最上級戦士族融合モンスター。
融合召喚に成功したときに戦士族レベル5のモンスターをサーチし、手札を任意の枚数捨て、捨てた数×200のパンプ。
そして自身以下のレベルを持つモンスターとのダメージ計算時、相手モンスターの攻撃力を0にする効果の3つを持っています。
正直シュラまで行かずとも、イダテンだけで事足りるくらいには強いです。
自身のサーチ効果で【天融星カイキ】をサーチできるので、次のターンに生きていたらそのままシュラに繋げる、みたいな感じで考えておくと良いかもしれません。
天融星 カイキ/Kaiki the Unity Star
効果モンスター
星5/光属性/戦士族/攻1000/守2100
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、500LPを払って発動できる。
自分の手札・フィールドから、戦士族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
②:元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つレベル5以上の戦士族モンスターが自分フィールドに存在している相手ターンに発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
特殊召喚成功時に融合を行える融合内蔵モンスター。
単体では事故札になりかねませんが、【鎧阿】の永続効果や【シュラ】の効果で墓地から湧いてこれるので重さはあまり感じないのかなと思い採用。
指定が戦士族融合モンスターなので、上記の勝鬨セット以外にも、【鋼鉄の魔導騎士-ギルティギア・フリード】なんかも択に上がってきます。
融合・効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻2700/守1600
属性が異なる戦士族モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にし、フィールドのカードを1枚を選んで破壊する。
②:フィールドのモンスターのみを素材として融合召喚したこのカードは
1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
③:1ターンに1度、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、
自分の墓地から魔法カード1枚を除外して発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、このカードの守備力の半分アップする。
指定が「属性の異なる戦士族モンスター」なので、
コイツを併用すると良いかもしれません。
効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻2100/守 0
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、
または自分フィールドに光属性モンスターが存在する場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札から戦士族・光属性・レベル5モンスター1体を特殊召喚する。
③:1ターンに1度、自分の戦士族モンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。
このカードの攻撃力を500ダウンし、その攻撃を無効にする。
リリース不要になる効果と、着地時にハンドから光属性・レベル5の戦士族モンスターを特殊召喚出来る効果、そして自身の戦士族モンスターが攻撃対象にされた時に、自身の攻撃力を500ダウンさせる事でその攻撃を止める事が出来ます。
【カイキ】と【ハヤテ】は共に【イダテン】のサーチに対応し、【イゾルデ】で必要な方をデッキから引っ張ってくる事も可能です。
両者は融合で【イダテン】or【ギルティギア・フリード】の素材になれるので、カイキの墓地湧き効果も誘発させやすく、更に死ににくいと言うのでかなり有用です。
大体ね、この辺は大会では使われないようなカード達なので、
対面で突然出てこられたらビックリですよ。
そういった意味でも奇襲性の高さやポテンシャルの高さを買って今回投入を検討してみました。
また、界隈では【弱肉一色】が注目されていますね。
確かに決まれば強い動きを出来ますが、単品だと仕事が出来ず、コレ自体サーチが効かないのでかなり使いにくいという判断から今回は採用を断念しました。
おそらく専用構築で組めばいい感じに働いてくれると思います。
さて、今回はこんな感じなんですがいかがだったでしょう。
個人的に新弾でかなり楽しみなデッキなので組んだら今期は【双天】がメインデッキになりそうな予感です。
もしかしたら有識者が別ルートを見つけてくれるかもしれませんが、現状で考えられる手は考えつくしたので残りの未判明枠や実際に組んでみてのお楽しみって感じになります。
実際に組んだらまた個別で記事に起こそうかと思っているのでその時は是非よろしくお願いします。
では皆さん、≪PHANTOM RAGE≫を共に心待ちにしましょう。
お相手は2号機でした。