【三幻魔デッキ新規!】声に出して読みたいアイツが来た!「虚無幻影羅生悶」って何?【遊戯王】
https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1282283570556399616?s=20
「虚無幻影羅生悶」
皆さんはこのワード、聞き覚えありませんか?
遡る事以前私が書いた幻魔の記事。
融合・効果モンスター
星12/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
「神炎皇ウリア」+「降雷皇ハモン」+「幻魔皇ラビエル」
自分フィールドの上記カードを除外した場合のみ、
EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードの攻撃力は自分ターンの間10000アップする。
(2):このカードは戦闘では破壊されない。
え、「虚無幻影羅生悶」って言えないの??
当時小学生の私はOCG化されたアーミタイルを見てこう言いました。
そのアーミタイルがとうとう「虚無幻影羅生悶」を使える様になったのです。
これはもう事件ですよ。
「だってよ…虚無幻影羅生悶なんだぜ?」
こんなに小学生が考えた必殺技みたいな響きなのに美しくてカッコ良くて、やっとカード化されたのに……
もうオッサンになっちまったよ!!!
どうも、挨拶が遅れました2号機です。
上の茶番で使ったセリフの元ネタは機動戦士ガンダムF91の主人公シーブック・アノーが言ったセリフです。
「なんとぉぉ!!」とか「F91ガンダムは、シーブック・アノーで行きます!」等有名なセリフも多いですが物語開始数分で出てくるこのセリフはF91と言う作品を印象付けるにはもってこいのいいセリフだったと思います。
茶番が無いと死んでしまう2号機です。私は今日も元気です。
ちなみに「Variable Speed Beam Rifle(可変速ビーム・ライフル)」の頭文字を取って「V.S.B.R(ゔぇすばー)」って読み方、私は大好きです。
さてさて、気になる効果を読んでみましょう。
混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶
融合・効果モンスター
星12/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
「神炎皇ウリア」+「降雷皇ハモン」+「幻魔皇ラビエル」
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
カード名を「混沌幻魔アーミタイル」として扱う。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのコントロールを相手に移す。
(3):このカードのコントロールが移ったターンのエンドフェイズに発動する。
自分フィールドのカードを全て除外する。
その後、このカードの元々の持ち主は自身のEXデッキから
「混沌幻魔アーミタイル」1体を召喚条件を無視して特殊召喚できる。
自身を元の【アーミタイル】として扱う①
相手にコントロールを移す②
そしてコントロールを相手に移したターンのエンドフェイズにフィールドのカードを全て除外し、元の【アーミタイル】を召喚条件無視で特殊召喚する③
の3つを持っています。
端的に言うと除去札なんですが、「なんでワンクッション挟むの?」って思った方多いと思うのでまずその説明から。
そもそも【アーミタイル】擁する【三幻魔】と言うデッキはアニメ遊戯王デュエルモンスターズGXに登場した「神のカード」に匹敵する力を持つカードとしてデュエルアカデミアの地下に封印されていました。
そしてそのカードはアニメ2期にラスボスとして登場し、主人公・遊城十代の奮闘によって再び長い眠りにつきました。
しかしアニメ3期、ラスボスとして登場しその後十代の相棒となるユベル(この時はまだマルタンに憑依していた)によって再び封印が解かれ、マルタンの次に憑依した十代の親友・ヨハンによって【混沌幻魔アーミタイル】は召喚されました。
その時の対戦相手は「雲のジュウザアモン」ことアモン・ガラム。
アモンの使用する「エクゾディア」デッキに敗北手前まで追い詰められるヘルヨハンことユベル。そのデュエルでアーミタイルの召喚に成功したものの、次のターン【究極封印神エクゾディオス】の効果でアモンの墓地にエクゾディアが揃ってしまう。その時発動したのが「虚無幻影羅生悶」。はい。このカード、アニメ効果だと元のアーミタイルが持っていた効果なんです。
エクゾディオスは「相手からの」効果を一切受け付けない効果で、ユベルはその対処に困っていたのですが、このカードの②の効果に当たる効果を使用しアモンの場に送りつけ、「自分フィールドで発動した効果」だからエクゾディオスでも防げない効果の「穴」を突いてデュエルに勝利しました。
その再現がこのカードの②③の効果なんです。
現実にもこの処理はかなり抜け穴で、「相手の効果を受けない」効果を持つモンスターでも「虚無幻影羅生悶」なら容易に突破可能なんです。
例えば、「剛鬼ザ・ジャイアント・オーガ」や「海晶乙女 クリスタルハート」等強固な耐性を持つモンスターも、一度相手フィールドに送りつける効果の性質上、耐性を無視して除外する事が出来ます。
そしてその後、自身と同一個体である【混沌幻魔アーミタイル】をEXデッキから特殊召喚する効果があるので、自分の場ががら空きのまま相手にターンを渡す事も無いので場持ちも安心出来ます。
このカードの収録でほぼ【二幻魔】と化していた幻魔デッキに待ったをかける事ができるようになったんです!
それをこれから解説していきたいと思うのでチャンネルはそのまま!!
待ったポイントその1
【次元融合殺】の融合先の新たなルート先
攻撃力10000のアーミタイル
バーンダメージでゲームの〆を担えるトリロジーク
そして盤面処理に一役買ってくれるがこの【混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶】
豪快に決めるも良し、ダメ押しの一手としても良し、相手の盤面を吹っ飛ばすも良しと次元融合殺から三択を選べるのはやれる事が広がって非常に良い強化だと思います。
待ったポイントその2
融合先が増えたと言う事はつまり、
【三幻魔】にするメリットが増える
と言う事なんです。
つまり
私の最推し【神炎皇ウリア】の重要性が上がったって事ですよ!!!!
以前の記事でもウリアの重要性を無理矢理上げる為に永続罠を多めに投入したレシピを紹介しましたが、勿論ウリアの重要性を上げるためだけでなく【次元融合殺】が腐った時用にウリアを戦力としてカウントできる様に考えて作ったんですが、虚無幻影羅生悶が択に入れられる様になってからはそのリスクを負ってもウリアを採用する価値はあるんだと思います。
そしてその3
虚無幻影羅生悶って言える
これ非常にデカイと思うんです。なんなら一番デカイまである。
私これを待ってもう14年経ってるんで……(考えたくない)
なのでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、私この記事で虚無幻影羅生悶って言いまくってるんです()
まぁ真面目な話をすると、虚無幻影羅生悶の処理能力がワンクッション挟む故の防がれにくさからかなり優秀と踏んでいるので、多少事故の要因を孕んでいるウリアを挿して次元融合殺を狙うのも悪くないんじゃないかと言う提案です。ハイ。
実際枠をいじるとしたらエクストラに1枠、(アナコンダを採用するなら2枠、ドラグーンセットとして採用するなら3枠)それからメインにウリアと次元融合殺(ドラグーンセットを採用するなら更に+3で5枠)なのでそこまで大幅な改良は必要ないのも私の様な金欠決闘者にとってはメリットになりえるでしょう。
そこで、前回の記事で紹介したレシピを元に虚無幻影羅生悶を採用したレシピをご紹介して今回は終わりたいと思います。
ハイ。開けるべき枠はもう明確ですね。
禁止カードと化したリンクロス君の枠に虚無幻影羅生悶を突っ込んで終わり!
非常に簡単ですね。
ちなみに改良案として、メインに【クリッター】を挿したりする事で事故率の低減にも一役買ってくれたりします。
クリッターまで採用するとまたここからいじる必要が出てきますが、
【彼岸】要素を強めに出して【ケルビーニ】を始めとしたレベル3悪魔族の採用を検討すると良いかもしれません。
墓地肥やしから先がスムーズに行え、幻魔デッキ最大の敵である手札事故のケアに繋がります。
調子良い時はほんとポンポン幻魔が出てきて楽しいんですがエンジンが中々掛からないとそのまま何も出来ずに敗北することも少なくありません。
それを補ってくれるのは大きいと思います。
いかがでしたでしょうか。
今回は結構アッサリめでしたが紹介がメインなのであしからず。
8/8の《PHANTOM RAGE》が発売した時にでもしっかりとした記事を書きたいと思うのでそちらをお楽しみしてて下さい。
ちなみにこの記事で私が「虚無幻影羅生悶」と言った回数14回、今ので15回でした。
では今回はここまで。お相手は2号機でした。
また次の記事でお会いしましょう。