【遊戯王】そうだ、大会に出よう! 必要な道具は?その疑問にお答えします!【大会】
ども、この前整体に行ったら「身体が50代の身体よこれ?」って整体師さんに本気で心配されました。2号機です。
いつもデッキレシピとか環境のお話ばっかりしてる私ですが、今回はニュービーな方や復帰勢の方、大会常連プレイヤーでも忘れがちなアレについてのお話です。
話を戻しますが、アレとは大会に出る時に必要な道具の話です。
遊戯王ってゲームは意外と用意しなきゃいけないものが多いゲームで、特に復帰勢の方やニュービー勢の皆さんは「えっ、こんなのも必要なの?」って思う物も結構多いかと思います。
なので今回はそんな大会に出るにあたって必要な道具についてまとめていこうと思います。
それではレッツゴー。
これは必須だゾ
まず、大会に出る時に必ず用意しなきゃいけない物から。
・デッキ
これがなきゃまず話にならないですよね。
「俺の考えた俺にしか扱えない俺だけの俺専用デッキ」を用意して俺より強いヤツに会いにいきましょう。
ここで忘れちゃいけないのがレギュレーション。
「レギュレーション」とは、
英語のregulationに由来する言葉である。regulationは、規制する意の他動詞regulateに、
接尾辞-tionが付いた名詞で、規則、規制などを意味する言葉ですが、遊戯王と言うゲームにおけるレギュレーションは、
・デッキ構築の際は、40枚以上60枚以下でデッキを構築する。
・エクストラデッキは15枚以下で構築する。
・禁止、制限リスト(リミットレギュレーション)を守ってデッキを構築する。
と言うのが基本です。
また、遊戯王にはメインデッキ・EXデッキとはまた別に「サイドデッキ」と言うものもあります。
サイドデッキとは、マッチ戦の1試合毎に用意したメイン・EXデッキの中身と交換する事が出来る調整用のデッキの事です。
この記事で細かく解説する事はではしませんが、遊戯王の大会はシングル戦・マッチ戦の二つに大きく分けられ、大会日程等を調べる時に一緒に調べる事が出来ます。
大会形式がマッチ戦だった場合、サイドデッキを用意しておいた方が試合を取りやすくなるので大会に挑戦してみたい!と思った方は是非サイドデッキの調整にもチャレンジしてみて下さいね。
始めたてほやほや、生まれたての小鹿な貴方にはまず40枚構築のデッキをお勧めします。
一応これには理由があるんですが、やってればだんだんわかってくる事なんでここでは詳しく触れません。
また、このゲームには「つ、強すぎィ~!禁止禁止!」ってカードが多々あります。
(それを禁止カードと呼びます。)や、「デッキに1枚なら入れていいよ」「2枚ならいいよ」なんてカード制限カード、準制限カードと言う物が存在します。
それらのリスト(わかりやすく言うと、遊戯王と言うゲームで強すぎたカードを列挙した指名手配リストみたいなもの)をまとめた【リミットレギュレーション】と言うものが存在します。
定期的に更新されるので、「新しいデッキ作りたいけどこれって禁止だっけ?」って時とか「このカードって制限だっけ?」って時、「大会前だけどレギュレーション違反してないかな、大丈夫かな?」って時とかにチェックしておくと良いでしょう。
※現状最新のレギュレーションはコチラ※
後述しますが、「遊戯王ニューロン」と言うアプリでいつでも確認出来る様になりました!
また、公式では必須とはなっていませんがカードを傷等から守ってくれる「スリーブ」があると良いでしょう。
一応スリーブをかけるのには傷付かないように、意外にも理由があって、
例えば傷ありのカードを使っていたとして、抜き身のデッキで大会に出た時に傷のカードを「マーキングだ!」って指摘されてジャッジキル、なんてことを防ぐ為でもあります。
たまたまキズ有特価で安く手に入れたカードを正々堂々と使っただけなのにジャッジキル、なんてもったいないですからね。スリーブはあった方が良いです。マジで。
ちなみにスリーブにもサイズがありますが、遊戯王カードを入れるスリーブのサイズは
87mm*60mm~89mm*62mmのサイズから選ぶと良いでしょう。
大体遊戯王サイズのスリーブにはどっかしらに「ミニサイズ」って書いてある場合があるのでそれを目安にするのも良いでしょう。
オフィシャルのスリーブを使うのが一番ですが、結構人気なので品薄だったりします。そういう時は安く済ませる意味も込めて透明以外の無地スリーブを使うと良いかもしれません。
(透明なスリーブだと結局中の傷等が視認出来てしまってやはり相手からあまり良い印象を受けません。)
・計算機
マスタールールでは「あると便利」とは書いてありますが、大会の規模が大きくなればなる程、必須になってきます。
このゲームはお互いに8000のライフポイントを削りあって0にしたら勝ち、と言うゲームなので引き算、足し算、掛け算、割り算とは切っても切り離せない関係にあります。
そこで電卓を用意しましょう、って話なんですね。
勿論別途で電卓単体を用意するで良いんですが、公式からこんなアプリが配信されています。
その名も「遊戯王ニューロン」。これマジで便利です。
こちらリンクとなっております。
公式のルールにも、このアプリを電卓の代わりにしていいよーって記述があるので、今すぐ文具屋さんに駆け込まなくても大丈夫です。
ってか普通の公認大会とかならこのアプリ入れた携帯かタブレット持っていけばそれでオッケーです。
はい終了。
じゃなくて、このアプリ、決闘者の皆さんならマジで便利過ぎるってのがわかると思うのでほんと試してみて下さい。
なんかこれ以上喋ると胡散臭いテレビ伝道師みたいになっちゃうのでそろそろ黙っておきます。
まぁとにかく、遊戯王ニューロン便利です。遊戯王始めたならまずこれ取るってのでも間違いないです。
・筆記用具とメモ帳
え、なんで?ってなりそうなものナンバーワンだと個人的に思いますが、特に今のご時世筆記用具は必須です。
今の時期だと大会に出る為には筆記用具必須ですーなんてとこが殆どだと思うので、スコアシートの記入とかで使ったりします。コレ無いと大会にそもそも出られないとかもあるんで忘れないようにしましょう。
そんなに書いたり消したりはないので一般的なボールペンでいいと思います。
大会会場で無くさないように目立つボールペンにしたり、お名前シールを貼ったりまぁお好みでどうぞ。
じゃあメモ帳はなんぞやって話なんですが、こっちはライフ計算時の推移をメモするのに使います。
普通の店舗大会とかだとやってる人あんまりいませんが、これも規模が大きくなればなる程必須になってきたりするのでクセつけておくと苦労しなくて済むかもしれないですね。
一応理由としては、デュエル中に「巻き戻し」が発生した時にライフの推移があるとお互いにごちゃらずに済んだり、不正防止の為、って感じです。
一応遊戯王ニューロンに履歴はありあますが、公式ルールにニューロンだけで計算したらダメだよ、って記述があったのでかっちりした大会とかだったらメモ帳とボールペンをセットで持っておくとトラブルにならずに済みます。
・コナミIDカード
あっ、間違えました。
こっちです。コレコレ。
それこそゲーセンで使うIDカードみたいなのなんですけど、これは公式に個人情報を登録して、公認大会等に出た時に自分の戦績を記録したり、自分の作ったデッキをデータとして保存しておいたりする事が出来るカードです。
一応カード扱ってるお店で「すんません、コナミIDカード作りたいんですけどぉ~」みたいな感じで声掛けるとこのカード貰えます。
カード貰った後は自分でQR読み込んで登録ページに飛んでもらって個人情報の登録をして完了、って流れですね。
普通の店舗大会みたいな規模が小さい大会なら本登録までしなくても参加できますが、WCSやYCSJの様な規模の大きい大会になると本登録が必須になるので、IDを貰ったら早めに個人情報の登録をして本登録を終わらせておきましょう。
本登録を行っていないせいで折角抽選に当たったのに参加出来ませんでした、なんてシャレにならないですからね。
ちなみに、前述の遊戯王ニューロンにこのコナミIDのアカウントを紐付けしておくとカードを持ち歩かなくてもIDアカウント画面を開くだけで手間が省けてかなり楽です。
ね? ニューロン凄いでしょ?
・あると便利ゾ
ここまで必須レベルの道具の話をしてきましたが、ここからは「あったら便利」「デュエルがスムーズになるね」って道具の紹介です。
・プレイマット
よくデュエルスペース等でデッキを広げる前に下に敷いてるデカいマウスパッドみたいな奴です。
勿論オフィシャルの物もありますし、同人のサプライグッズ等、手に入れる手段は割とあります。
ちなみに私が実際に使用しているのは【混源竜 レヴィオニア】のプレイマットです。
なんであると良いか、って言うと「エクストラモンスターゾーン」の存在ですね。
例で貼った画像を見てもらうとわかると思うんですが、枠が書いてあるので「あれ、このモンスター何処に置いたっけ?」って言う時に便利です。
デッキを置く場所、墓地の場所、フィールド魔法やエクストラデッキの場所なんかも枠が作ってあるのでこれ使ってると本当に「あれ?どこだっけ?」が減ります。オススメです。
そして何より、ちょっとカッコ付くのでね。非常にオススメです。
「はぇ~、あなたはそのプレマ使ってるんですねぇ~」なんて会話とか出たりしますから、対面の人とのコミュニケーションツールになったりもします。
無地のプレイマットとか枠の無いプレイマットもありますが、まぁそこは割愛。
・センターマーカー
これもやっぱり見慣れていない方なんかは「ナニコレ?」する道具だと思いますが、
これって要するに「真ん中はここだよー」っていう目印になるカードです。
このカードがフィールドの真ん中って事は、その隣はエクストラモンスターゾーンだし、このマーカーのすぐ下は自分のフィールドの真ん中のモンスターゾーンって事になります。結構便利です。
最近の遊戯王では自分と相手のモンスターの「位置」を参照したりするデッキやカードなんてのも増えましたから、これやプレイマットを併用して「真ん中はここね」って決めておくとごちゃらずに済みます。
※(列を参照する代表例)
あとはね、やっぱセンターマーカーもオフィシャルから出てたりしますし、最悪真ん中ってわかりさえすれば良いんで例えばヴァイスシュヴァルツの自分の好きなキャラのカードを置いたりして嫁自慢個性を出したりする人もいるので、ご自由にどうぞって感じです。
特に、リンクモンスターが登場してからは召喚時の「位置」ってのはかなり重要なファクターとなりました。
トラブルを避ける為にも、相手が出さない場合は自分が出すくらいの気概で「マーカーありますよ」って声を掛けてあげるのも中々重要です。
余談ですが、私のセンターマーカーはローソンで貰った関口メンディー氏のブロマイドです。
「マーカー出しますね」って言って剛鬼デッキと一緒にこのマーカーを出すと対面の方が笑ってくれるんで気に入ってます。
・コイン、ダイス
え、使うの?ってなるシリーズです。
遊戯王にはサイコロを振る効果やコイントスをする効果を持つカードが存在します。
(闇の支配者-ゾークはダイスロールを、リボルバー・ドラゴンはコイントスをする代表的なモンスターです。)
そういったカードを使う際に必要となるのがコレ。
勿論オフィシャルで出てますし、代用も可能です。
その場合、ダイスは6面、コインは表裏がわかるものを使いましょう。
TRPGじゃないので100面振ったらダメですよ。あと手品とかで使うような表しかないコインとかも当然ダメです。
これはちょっとオシャレな使い方ですが、ダイスを振る効果を使うデッキを使っている訳でもないのにダイスを持ち歩く決闘者もいます。
なんで?って話ですが、これは「カウンター」の代用の為ですね。
魔力カウンターとかそう言う効果を使う際に、「今このカードには魔力カウンターがダイスの面分乗ってますよー」って使い方で6面ダイスを複数所持する人もいます。
(魔力カウンターを使うモンスターは魔法使い族に多い傾向がありますね。)
そんな感じで、本来の使用用途以外でも使ったりするんで用意しておいて損はないです。
特に【エンディミオン】デッキとか使う方は多めに用意しておくと良いかも!
・替えのスリーブ、予備のスリーブ
前提ですが、スリーブってのは消耗品です。使ってれば傷もつくし、汚れたりもします。
そしてスリーブで一番起こりやすいのが「裂ける」事です。
カードの入れ口から縦にペリッと。特にスリーブの上からかける透明な「オーバースリーブ」って呼ばれるヤツが一番こうなりやすいですね。
当然デュエル中に裂けるなんて事もありますので、同じスリーブの予備をカバンに忍ばせておくと便利です。
それこそ上の項で語った様に不正を疑われてしまったりする場合もありますからね。
当然ですが、デッキに使用しているスリーブと同じスリーブを使用しましょう。
取り替えたスリーブだけ若干小さいとか、硬さが違う、ってなると結局不正になっちゃうので。
・時計、タイマー類
普段使っている腕時計でも良いし、タイマー的な物を用意しても大丈夫です。
これがあると便利なのは「時計が無い大会会場だった場合」です。
勝負には制限時間があります。大会運営者やジャッジから、「制限時間は〇〇分まででーす」みたいに言われた時、その場に時計が無いとタイムアップがわからないので用意しておくと便利、って感じです。
また、遊戯王には「エキストラターン」と呼ばれる平たく言うと延長戦的な物もあるので、タイムアップ時、スムーズにエキストラターンに回れる様に時計類は用意しておくと良いでしょう。
ゲームによってはタイムアップと同時に両者敗北、ってゲームもある位ですから、時計はあった方が良いと思います。
そして最後になりますが、これは多分必須級に必要な物だと思います。
・気合い
大会に出る時はまずこれでしょうね。
気合い入れて頑張っていきましょう!目指すはテッペンですよ!
総括になりますが、必要な道具をもう一度まとめてみましょう。
赤字を必須級、青字を純必須級としておきます。
・デッキ(メイン40~60枚、EX15枚まで、サイドデッキ15枚まで)
・スリーブ(遊戯王の場合はミニサイズ)
・計算機(遊戯王ニューロンで代用可能)
・筆記用具、メモ帳
・各種IDカード
・プレイマット
・コイン、ダイス(表裏がわかるコインと6面ダイス)
・替えのスリーブ、予備のスリーブ(デッキに使用した物と同じ物を用意)
・時計、タイマー類
・「この勝負に勝つと言う」気合い
こんな感じですかね。
これを読んだあなたはもう立派な大会プレイヤーです。
腕試しの為に、景品の為に…大会参加の理由なんて人それぞれですが、これだけはみんな共通です。
ルールとマナーを守って楽しくデュエル!
2号機との約束だゾ
と言う訳で、今回こんな感じでした。いかがだったでしょう。
次回もちょっと大会関連と言う事で、今回詳しく触れなかった「サイドデッキ」についてでもやろうかなと考えております。 乞うご期待!
それではまた次回お会いしましょう。
お相手は2号機でした。