【テーマ解説】今夜勝ちたい【ドラゴンメイド】編【遊戯王】
今期大会あるかわからないけど、握るなら【ドラゴンメイド】と思ってます。どうも2号機です。
ところで【チェイム】のドラゴン体はまだでしょうか?気が気じゃなくて夜しか眠れません。
てな訳で今回は【ドラゴンメイド】の記事なんですが、前回までとはちょっと違います。
「今日お昼にデッキを組んで、夜友達とデュエルする!」って人向けにこれだけは押さえておきたいポイントや一夜だけ通じるムーブの紹介が主となります。
題して「今夜勝ちたい」シリーズです。略して「よるかつ」!他のデッキでもちょいちょいやってこうと思うので是非よろしくお願いします。
あっ(唐突
外出自粛中ですし、「リモートデュエル」が良いですね。
公式のリモートデュエルのハウトゥーを載せておくので是非活用してください。
一応スマホでも代用可能らしいので、PC環境が整ってない友達と遊ぶ時は教えてあげるといいかもしれないですね。
さて、では始まりました「よるかつ」。最初に今回ご紹介するデッキレシピから。
メイン42、エクストラ15の構築です。
2枚はみ出ているのが気に食わない人とかは何処か削ると良いかもしれません。
削るなら誘発だとは思いますが、守りの面が弱くなるのであまりオススメはしません。
基本的なムーヴに関しては以前、記事で取り上げ事もあるので割愛します。
↑画像クリックで記事に飛べるよ!↑
以前紹介したデッキレシピと結構変わってます。えぇ。何と言ってもこの記事は「よるかつ」。
大事なのは今夜の一勝です。根幹は変わりませんが採用カードや枚数がかなり違うので、一応以前のレシピも貼っておきます。
はい。
ルール改定前だった事もあり、こうして見ると結構違いますね。本当は【サンダー・ボルト】入れたかった
具体的に、
・【ドラグーン】セットの採用
・誘発の枚数、種類
・メイドの採用枚数
ですね。
1つずつ解説します。
【ドラグーン】セットの採用について
ご存じの通り、【ドラゴンメイド】はドラゴン族のデッキです。
そして【シュトラール】の融合素材は「【ドラゴンメイド】モンスター+レベル5以上のドラゴン族モンスター」。
旧レシピではバカ正直に「メイド体+ドラゴン体」の正規融合をしていました。ですが、今回ご紹介するレシピでは各メイドのドラゴン体に加え、
この2体が居ます。
また【ファンタズメイ】は刺さる相手にはそのまま着地させれば良いし、効果で手札のバニラ(ここでは【真紅眼の黒竜】と【ブラック・マジシャン】)をデッキに戻す事も出来ます。
以前と違ってリンクでゾーンを広げる必要がないので、【天球】【シュトラール】【ドラグーン】なんて地獄絵図の様な盤面を作る事だって簡単です。
旧ルールではシュトラール先出しするとエクストラモンスターゾーンが埋まる関係からドラグーンはあくまでサブプラン止まりでしたが、ルールが新しくなってからはメインモンスターゾーンにも融合モンスターを広げられる都合上、ドラグーンを採用しない択はほぼ無いと断言しても良いです。
誘発の枚数、種類について
今回と前回で比較してみましょう。
前回
・うらら*2
・G*3
・墓穴*3
・抹殺*2
・無限泡影*2
に対して、
今回
・うらら*3
・G*3
・ファンタズメイ*3
・ヴェーラー*3
赤文字は新規
はい。
【墓穴の指名者】と【抹殺の指名者】を思い切って抜きました。
「えっ、大丈夫なの?」と不安になる方もいらっしゃるかと思います。正直私もそう
ですがよくよく考えてみて下さい。
こちらは以前の記事でも触れた通り、ブン回すデッキじゃありません。
故に【増殖するG】があまり効かないです。
次に、【墓穴】は相手の【無限泡影】に打てませんし、ヴェーラーの採用率が(環境では)あまり高くない事から、仮想敵が【うらら】1体に絞り込めます。そう考えると、【うらら】の為だけに採用って割りに合わなくないですか……?
私自身、友人に言われて気付いた事なのですが、【無限泡影】を止めたいからこっちも【無限泡影】と【抹殺の指名者】を入れ、【うらら】を止めたいから【墓穴の指名者】ってやるとデッキスロットがカツカツなんですよね。ただでさえカツカツなのに。
に対して【ヴェーラー】なら採用率の低さから【抹殺の指名者】で飛ばされる心配も少なく、【ファンタズメイ】には上述した手札のバニラをデッキに返す仕事の他に対象を取ると手札を1枚切ってそれを無効にする効果があります。融合素材になるお仕事もあるので無駄がありません。
よって今回は【指名者】セットと【無限泡影】を抜きました。
ここら辺は自分の周りの環境によって変えると良いかもしれません。
ただ、【ファンタズメイ】と【無限泡影】は相性が良くないのでそこだけ注意です。
メイドの採用枚数について
こちらもだいぶ変わりました。
ラドリーを除くメイド体が2~3、ドラゴン体はフルスを除いて全2づつだったのに対し、
フルスをリストラし、
重要な初動になり得るチェイムが3、続く初動札+デッキの潤滑油であるティルルが2、パルラが3、初動にはなり得ないが、後手での捲りと後述のエルデの兼ね合いでナサリーが1と言うバランスに落ち着きました。
以前の記事では言わなかった事ですが、このデッキは「人並に誘発は踏むし、相手のバックへの干渉能力は低く、明確な1枚初動がない」事から、「飛び抜けて強くはないがこき下ろす程弱くはない」。そんなデッキです。【オルフェゴール】や【サンダードラゴン】、【オルターガイスト】に比べるとメインギミックは弱いです。
なので得意分野を伸ばしてあげる、どこかしらで必ず妥協が生まれてしまう訳です。それを必ず頭に入れておいて下さい。割り切りや妥協は環境中堅デッキを握る上では必要な事です。
続いてドラゴン体。
エルデ*3
→【サンダードラゴン】相手の時、相手先行の【超雷龍】のサーチ封じされる前に投げて動いたりします。
相手ターンに投げ、【チェイム】着地から【お心】サーチ等、自分のターンにやりたかった事を前倒しでやります。(サーチ封じられると流石に死ぬので)
また、【お召替え】のバウンスでメイド体の着地時効果を往復させてアドを稼ぐのにも必要です。何にしても
盤面広げられるカードはフル投入でOKです。
フランメ*2
→ティルルの対応。
相手の【ドラグーン】を殴り倒す時に投げます。
チャゲアスの「YAH YAH YAH」を歌いながら投げてやりましょう。
ルフト*1
→パルラの対応。
【雷神龍】や【マスカレーナ】の様なこっちのターンで効果を使う連中をロックします。
枚数関係をまとめるとこんな感じです。
↓
こんな感じです。
ラドリーに居場所はないのだ……
目指す盤面としては以下の4つ。下へ行く程強くなります。
・シュトラール単品
・天球+シュトラール
・アナコンダ+ドラグーン
・アナコンダ+ドラグーン+シュトラール
全てのルートで【チェイム】or【パルラ】で【お召替え】に繋いで【シュトラール】を目指します。
なのでどうしても一定数ドラゴン体or上級ドラゴンを引かなければなりません。
この辺の兼ね合いとかもどうしても環境上位に付いていけない所以となってしまっています。世知辛いね
また、【お心】がある場合or手札が多い状態で【エルデ】がある場合にはメイド体を特殊召喚しリンク数を増やし追加で【天球】か【アナコンダドラグーン】にアクセスします。
何にしても【シュトラール】に着地したいのはちゃんと理由があって、
新ルールから先出【シュトラール】で後手のアナコンダへの妨害をケアできるからです。
これの強さは最早語るまでもないので割愛します。
メイド体に妨害を喰らった場合でも、【お心】【チェイム】の流れで【ストライカー・ドラゴン】を噛ませて【アナコンダドラグーン】に繋ぐ事が出来ます。ドラゴンリンクの常套手段
【天球】は【ドラグーン】の手札コストが稼げなかった時、【オルターガイスト】や【オルフェゴール】相手に【コアキメイル・ドラゴ】を飛ばす用です。サイドデッキに【コアキメイル・ドラゴ】入れてるんですが、貼り付けようとした所で環境や時期に左右されるのでやめました。よってこのレシピには【コアキメイル・ドラゴ】が居ません。オニイサンユルシテ
また、項目にはありませんがメインからの【超融合】も無しじゃないです。
理由としては今のご時世、メイン超融合はあまり警戒されません。
相手のドラグーンは倒せるし【超雷龍】や【ディンギルス】を倒したり、自分のメイドモンスターを使って追撃に使ったりします。
相手に合わせて【アースゴーレム@イグニスター】、【スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン】等を投げつけてやりましょう。
総じて今回のドラゴンメイドは汎用カードが腐りにくい構築って感じになってます。
そして何よりこのデッキが苦手なモンスターが居ます。
「まだ見ぬ世界へ繋がる風を掴め! リンク召喚! リンク4!!【アクセスコード・トーカー】!!」
はい。
遊戯王VRAINS最終話にて登場したPlaymakerこと藤木遊作君の最後のリンク召喚によって生まれたリンクモンスター、【アクセスコード・トーカー】さんです。
コイツの②の効果、「アクセス・インテグレーション」はチェーン不可の盤面割り効果。
はい。チェーン不可です。
友人の【コード・トーカー】とデュエルするとコイツに盤面をズタズタにされてワンショットよくされちゃうんですよ。。。
ほんとクソ強いですよねコイツ。現状コイツへの回答がヴェーラー位なので握れてない時に飛んできたらもう生きている事をお祈りするしかありません。
逆に生きてさえいればよほど酷くない限りはシュトラール着地位までは行けるのでなんとかならん事もない、って程度です。でも大体死にます。
そしてこのアクセスコード、汎用リンク4なのでかなりの頻度で見かける事になります。
出てくるだけで盤面が壊滅するので本気でキツイです。握るべき時に誘発を握れない決闘者のサガってやつです。ホントウニツライ
今回の総括として、
・メイドは決して手放しに強いデッキではない
・なので苦手を克服するより得意を伸ばした方が伸びる
・優先度の高いモンスターはシュトラール
・盤面を強引にこじ開けるのではなくじわじわアド差を稼ぐ
・アクセスコードはヤバい
こんな感じです。
今回の「よるかつ」はここまで。お相手は2号機でした。
今夜、これを読んだ貴方が1勝を拾えますように。ご拝読、お疲れ様でした。
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