【遊戯王】「あんなに一緒だったのに」リミットレギュレーション公開!今後の環境について【環境考察】
お久し振りです。投稿間隔が空いてしまって申し訳ないです。2号機です。
(ドラゴンメイドのブログと剛鬼のブログもよろしくね!)
昨日リミットレギュレーションが公開されましたね。
まだ見ていない方向けにも今回の新制限・禁止改定をおさらいしてみましょう。
禁止カード
・儀式魔人リリーサー
言わずと知れた【儀式魔人】の1体。
その最強格にして現環境諸悪の根源。
「【ハリファイバー】の着地が通ると【リリーサークラウソラス】と【ドラグーン・オブ・レッドアイズ】が並ぶ」と言う悪魔的カードパワーでそれまでの環境を一瞬でドラグーン一色に染め上げました。
【ドラグーン】の投げあいとまで揶揄された環境に待ったをかけたのは良い判断だと思います。
・守護竜エルピィ
私が【剛鬼】と並んで大好きなデッキ【ドラゴンリンク】にて中核を担うデッキエンジン。
リンクマーカーで挟まれた場所にデッキからドラゴン族モンスターを特殊召喚する事が出来る破格の性能。
【聖刻龍】と違って攻撃力・守備力の低減も無いので明確なパワーカードとなりました。
・星杯の神子イヴ
☆5のシンクロチューナー。
着地時に【星遺物】カードを手札に加え、墓地へ送られた場合にはデッキ・墓地から【星杯】モンスターを特殊召喚します。
【ドラゴンリンク】をはじめとした環境デッキからテーマデッキにおいて幅広く採用されてきました。
なんと言っても1枚で出来る仕事量が他と比べて異常だったのが規制の対象だったのでしょう……。
(例:【イヴ】着地、効果で【星遺物の守護竜】をサーチ、【イヴ】ともう一体で【ハリファイバー】、墓地に送られた【イヴ】の効果でデッキから【星杯の守護竜】を特殊召喚など。1枚で生み出すボードアドバンテージがおかしかったんですよね、この子)
禁止カードは以上の3枚。
主に【ドラグーンビート】に採用されるカードが規制された形になりましたね。
続いて制限カード。なんと23枚のカードが対象となりました。多すぎィ!
制限カード
ABC-ドラゴンバスター
オルフェゴール・ガラテア
オルフェゴール・ディヴェル
ジャンク・スピーダー
SPYRAL-ジーニアス
発条空母ゼンマイティ
ゼンマイマジシャン
超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ
TG-ハイパー・ライブラリアン
デビル・フランケン
氷結界の龍トリシューラ
捕食植物ヴェルテ・アナコンダ
捕食植物オフリス・スコーピオ
餅カエル
リンクロス
簡易融合
トリックスター・ライトステージ
ブリリアント・フュージョン
ユニオン格納庫
真紅眼融合
六武の門
例年と比べてかなり量が多いですが、これは新マスタールールにおいてエクストラモンスターゾーンを経由せずに融合・シンクロ・エクシーズモンスターをフィールドに展開出来る様になる事から来る予防線を張った様な印象を受ける采配ですね。
中でも目を引くのは【ABC】と【SPYRAL】の2テーマ。
【ABC】は切り札とフィールド魔法を、【SPYRAL】はキーパーツを規制された形になるので今後はかなり厳しそうに思えます。
一方の【オルフェゴール】はキーパーツを2枚制限に指定されましたが、ぶっちゃけなんとかなりそうな気がしてます。
イメージとしては一箇所止められても死にそうになりながら展開すれば今まで通りの盤面が組めそう、って感じです。
(完全にフィーリングで申し訳ない…)
そして出張パーツで構成された【ドラグーンビート】は今回の改定で息を引き取った様に見えます。
本音を言うなら戦いたくはないのでそのまま安らかに眠って欲しい所ですが
現に今回の制限カードって【ドラグーンビート】に使われたパーツばかりが制限になってるんですよ。
なので【ドラグーンビート】と言うデッキを組む上で今度は何をデッキに組み込むのか、と言うのがミソになって来そうなイメージです。
そして今回はエラッタ釈放と言う形で2枚のカードが制限に戻って来ました。
処刑人マキュラ
「2020年5月16日(土)、カードラボ宇都宮店で僕と握手!」
「エラッタ版再録決定!!」
遊戯王を代表する禁止カード、【処刑人マキュラ】がエラッタされて釈放となりました。
そのエラッタ内容がコチラ。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。
このターンに1度だけ、自分は罠カードを手札から発動できる。
【マキュラエクゾ】等を筆頭に凶悪な1ターンキルを生み出したこのカードもモンスターゾーンから墓地へ送られた場合に発動と
条件が変わりました。そして発動出来る罠カードは1枚のみ。
かなり良調整だと感じますね。
個人的には【マキュラ】には「伝説の禁止カード」と言う貫禄を保ったまま禁止でも良かったんじゃね?とも思う所ですが、釈放を素直に喜びましょう!
特に、近年では罠カードのカードパワーも上がっていますから、工夫次第ではまだまだ一線級のカードだと思います。
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
この2枚。
私、2号機は【ドラゴン族】が大っっっっっっっっっっっっ好きでしてねぇ(ニチャ笑い)
中でもこの【レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン】。狂おしい程好きで禁止になった時は遊戯王を引退しようか本気で考えた事もありました。
その!!【レダメ】が!!!
「待ちに待った時が来たのだ!
多くのドラゴン族が無駄死にでなかった事の証の為に…!
再びドラゴンデッキの理想を掲げる為に…!
新たなドラゴンデッキ成就の為にッ!
【ドラゴンリンク】よ、私は帰ってきたァァァァ!!」
おかえりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!
2019/04/01の禁止カード指定からほぼ一年の歳月を経て、ドラゴン族の、そして私の永遠のマイフェイバリットである【レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン】がエラッタ釈放となりました。(新規イラストも最高にかっこいいぜ!!)
その気になる新テキストがこちら
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは自分フィールドの表側表示のドラゴン族モンスター1体を除外し、手札から特殊召喚できる。
②:自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地から「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」以外のドラゴン族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
自身の特殊召喚とドラゴン族を特殊召喚する効果に所謂、【名称ターン1】が付けられました。(本当にありがとう)
4月の禁止に関しては、このカードの登場時期が古く名称ターン1制限がなかった事が引き起こした悲劇でもあったので、
そこを調整して釈放となった感じですね。(何よりも嬉しい)
オタク特有の自分語りはここまでにして、続いて準制限に指定されたカードを見てみましょう。
準制限カード
D-HERO ディアボリックガイ
ドラコネット
未界域のジャッカロープ
未界域のネッシー
継承の印
緩和が【ドラコネット】、【継承の印】の2枚。規制が【ディアボリックガイ】、【未界域】の2枚、計3枚ですね。
【ディアボリックガイ】に関してはHERO使いの友人が嘆いていましたね。(私は【エルピィ】、【イヴ】の死亡で嘆いていましたが。)
【未界域】デッキにとってもそうですが、やはり出張パーツとしての【未界域】が弱体化したと言う感じでしょうか。
組み込もうとすれば何にでも溶け込める【未界域】でしたが、その中核を成す【ジャッカロープ】と【ネッシー】が規制対象でした。正直、準制限止まりで済んで良かったね、って印象です。
【ドラリン】使い的にはこの緩和された【ドラコネット】を使わない手は無いと思うので、今後は「以前まで利用されていた√を使いつつ、盤面を組み立てる」と言う方向にシフトしていくんじゃないかと予想しています。
「また【ガード・オブ・フレムベル】連れてくれば良いんだろ?」
そして規制解除組、新無制限カードです。
新無制限カード
トリックスター・キャンディナ
灰流うらら
ベビケラサウルス
ユニコールの影霊衣
レディ・デバッガー
この改定を見た誰もが思ったであろう「灰流うらら無制限」。
「フハハハ!怖かろう!」
これは激動の予感がします。正直めちゃめちゃ驚きました。
そして【ベビケラサウルス】の解除。
かつては【恐竜竜星真竜】で猛威を振るった恐竜の赤ちゃん。(僕の一番好きだった恐竜だ)
早速SNSなんかでは【ベビケラサウルス】と【アルゴザウルス】を使った大量展開√なんかも開発されていて、これも新時代の幕開けを感じさせますね。
続いて【リリーサー】を失った影霊衣へ【ユニコールの影霊衣】の返還。テーマ内のカードだけの話をすればこれで【影霊衣】は全盛期の力を取り戻した形になります。
そして【レディ・デバッガー】と【トリックスター・キャンディナ】の返還。
これにより【トリックスター】は【ライトステージ】、【リンカーネイション】以外は戻ってきた事になります。
やはり出張パーツとしての【トリックスター】が【ドラグーンビート】に組み込まれていた事もあって中々完全返還は難しいかと思われます。
【デバッガー】は【転生炎獣】を始めとした【サイバース族】テーマのキーカードで、リンクとペンデュラムのみがこれまで通り、エクストラモンスターゾーンを経由しなければ展開出来ないので、一筋の光明となることでしょう。
以上が今回の禁止制限のおさらいでした。
では、私2号機が予想する来シーズンの環境予想です!
私はトップから、
【閃刀姫】
【オルターガイスト】
【恐竜サンダードラゴン】
と予想します。
この3テーマに共通するのが「関連カードが規制を免れた」と言う点。(恐竜なんて緩和されてますしね)
次点で【召喚獣】、【ドラゴンリンク】等の現在環境中堅以降のテーマが台頭してくるのではないかと予想。
個人的に現環境トップである【オルフェゴール】がある程度落ち、おとなしくなると予想しています。
【ディヴェル】によるデッキからの特殊召喚と【ガラテア】が不用意に打てなくなった点がやはり大きいと思います。
また、【SPYRAL】は【ジーニアス】の規制が大きな痛手で、【ドラグーンビート】は握る人人口がそもそもいなくなると読んでいます。
皆さんは今後の環境をどう読んでいますか?
また、当店では来期に備えた品揃えや買取強化等も行っております。
是非、栃木県外のお客様も宇都宮に来たら一度、カードラボ宇都宮店に足を運んでみて下さいね。
最後までご拝読ありがとうございました。2号機でした。
宇都宮店か次の記事でお会いしましょう。