オリジナルデッキ紹介 ～禁断の呼び声に集う龍～
みんな！ ドラゴンは好きかい？
かっこよくて能力も強い、ご存知「デュエマの華」！
僕は……言うほど好きってわけでもないけど、ドラゴンにお世話になったことは何度もあるね。
ドギラゴン剣とか、モルトNEXTとか、ドギラゴン剣とか……
強いは正義！ 間違いないね！
話は変わるが、今環境のドラゴンデッキといえば「不死鳥NEXT」かな。
マナブースト＋「爆流忍法 不死鳥の術」で早期に大型ドラゴンを着地させることができるため、どんなデッキもドラゴンのパワーで圧殺できるのが魅力だ。
しかし大味なデッキ故、欠点もある。
大味故に、「運」が絡むところが多すぎることだ。
「運だけ」で勝ち上がるのも悪くはないが、毎回毎回技術の絡む余地がないのもそれはそれでつまらないだろう。
というわけで「爆流忍法不死鳥の術」から運を出来る限り廃することを考えて見るとしよう。
予め封印に置かれるカードがわかるカードと言えば、真っ先にコレを思いつくだろう。
《禁断機関 VV-8》
《爆流忍法 不死鳥の術》の一つ前の弾で登場した。
《禁断機関 VV-8》の封印を《爆流忍法 不死鳥の術》で指定し、そこから赤且つ青のコマンドを場に出せればそのままエクストラターンを取ることが出来たりする。
僕も当時《ボルメテウス・蒼炎ドラゴン》でそんなことをやっていたなぁ。
しかし、そんな彼も今や殿堂カード。
主軸にするにはあまりに線が細い……悲しい。
やはり、常識的な手段では封印を自在にコントロールすることは難しいか。
この際封印をおけるカードなら何でもいい。何か無いだろうか……
そう思い、ストレージボックスのカードを漁っていた僕はあるカードを見つける。
「おや……コレは……」
《禁断 ～目覚めの刻～》/《禁断のドキンダム》
【 禁断の鼓動 】文明 火 / コスト4
■このカードは、ゲーム開始時の5枚の手札に含める。
■この鼓動は、封印を4つ付けてバトルゾーンに出す。
■禁断開放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。
コロコロコミック2016年1月号にて付録として収録されていたプロモカード。
ドキンダムXとは違い、4コストを支払って場に出すことが出来る禁断の鼓動。
すなわち好きなタイミングでおける禁断の鼓動というわけだ。
しかもゲーム開始時の手札に含めるため、サーチ等によって持ってくる必要もない。
あとはどうやって封印に狙ったカードを置くかだ。
封印はデッキトップから置かれる性質上、デッキトップをいじれば狙った封印が置ける。
マナカーブを壊さず丁度いい枚数をデッキトップに積み込めるカード……
体中に電流が駆け巡るとはこのことか。危うく色んなものが出てしまうところだった。
ここまでお誂え向きなカードは他にあるまい。
《魂の呼び声》→《禁断 ～目覚めの刻～》→《爆流忍法 不死鳥の術》
マナカーブも完璧だ。
さて、このパッケージを主軸にしてデッキにしていくわけだが。
狙ったカードを封印に置けるなら、色んなドラゴンを一枚ずつ採用するのはどうだろうか。
「対面のデッキに合わせて最適なドラゴンで回答する、従来の連ドラとはまた違った連ドラ」
コレをコンセプトとしてデッキを組んでみよう！
なんかグッチャグチャ。
新旧ドラゴン闇鍋パーティーのような様相だが、一応シナジーは考えてある。
このデッキは魂の呼び声で宣言する種族が鍵である。
例えば「メガ・コマンド・ドラゴン」。
《ボルシャック・ドギラゴン》をトップに積むことで、手札に引き込むことが出来る。
《伝説のレジェンド・ドギラゴン》の敗北回避や《メガ・ドラゲナイ・ドラゴン》の墓地メタもかゆいところに手が届く。
例えば「ハムカツ団」。
ドギラゴン剣をトップに積めば、《ドギラゴン剣＋リュウセイ・ジ・アース》のパッケージを揃えることが出来る。
例えば「レッド・コマンド・ドラゴン」。
《永遠のリュウセイ・カイザー》を手札に引き込みハンデス対策を施しながら、確定で《勝利宣言 鬼丸「覇」》を叩きつけることが出来る。
例えば「アーマード・ドラゴン」。
シールド償却、大量ランデス、召喚制限なんでもござれ。ゲームが終わりかねない1枚が多い。
こんなふうにごった煮デッキに見えても意外と理にかなってたりする（本当？）。
《魂の呼び声》、《爆流忍法 不死鳥の術》を引いてくる運は最低限必要だが、決まってしまえば面白い挙動をすること間違いない。
普段使わないカードも多いだろう。是非フリー対戦などにいかがかな？
このデッキは8800円＋税でデッキ販売コーナーに置いておきます。
これ、安いよ。禁断が爆発四散して敗北してしまうくらいには安い。
ご来店をおまちしております。
最後に。
高いから自分達で買ってちょ☆
byモルトNEXTのデッキを3回作り3回崩したスタッフ アサイシ
