【デッキ解説・考察】ドラゴンリンクを救いたい。前編【遊戯王】
こんにちわ2号機です。
初見の方はじめまして2号機です。
【剛鬼】とドラゴン族が大好きなスタッフです。
画像の【真紅眼の闇竜】と【剛鬼ザ・マスター・オーガ】は私の好きなモンスターです。
ストラクチャーデッキR「ドラゴンの力」、ストラクチャーデッキ「Go鬼塚」待ってますよ！！
前回の記事も是非よろしくお願いしますね。
（後輩にあたる一号君の記事もよろしくね！）
はい、と言う事で今回の話題はタイトルにある通り【ドラゴンリンク】についてです。
今回は紹介するデッキがソリティアテーマという事もあって√解説がかなり長くなってしまうので、本記事初の前後編にてお送りします！
今回はデッキレシピの紹介と√の紹介となります。
今回の制限改定で【星杯の神子イヴ】が禁止になり、【守護竜エルピィ】が禁止になって【ドラゴンリンク】的には大打撃となりました…
【イヴ】の1枚でこなせる仕事量と【エルピィ】の柔軟さを補うカードが見つけられず苦悩する日々を送っていました。
と同時に私は正直今回の改定で【ドラゴンリンク】はもう無理かと諦めかけていました。
しかし
ネットで見かけたレシピを見て目玉が飛び出ました。
（リアルでこんなになりましたもん）
そのデッキに採用されていたカードがコチラ。
【ガーデン・ローズ・メイデン】、【レッドローズ・ドラゴン】、【ホワイトローズ・ドラゴン】、【ブラック・ガーデン】
の計4枚。
これまで【イヴ】が担っていた役割を【メイデン】に変え、サーチ先であった【星遺物の守護竜】が【ブラック・ガーデン】に、特殊召喚するモンスターが【星杯の守護竜】から【レッドローズ・ドラゴン】に変わるだけ。
最初に見つけた人が天才過ぎて見つけた時はただただ拍手していました。
そしてこれを元に今回サンプルとして出すデッキがコチラ。
基本的なギミックはそのままに、既存の【ドラゴンリンク】から【白黒（ワイバースター、コラプサーペント）】要素を抜き、【真紅眼】要素を強めに組んでみました。（先人の知恵は本当に偉大ですね…）
今回のミソなポイントは【ノクトビジョン・ドラゴン】。
闇属性・ドラゴン族モンスターの特殊召喚に反応して手札から特殊召喚出来るモンスターで、リンク素材となって墓地へ送られるとカードを1枚ドロー出来る効果があります。
アニメにも登場し、遊戯王VRAINSではリボルバーがsoulburner戦にて使用しました。
これを手札に握った状態+適当なドラゴン族1体、計2体から展開します。
今回紹介するこの√を仮に≪ヴァレットモンスター≫と呼称しましょう。
では、√の紹介です！
・適当なドラゴン族モンスターを通常召喚、すかさるリンク素材にして【ストライカー・ドラゴン】をリンク召喚。
・闇属性ドラゴン族のモンスターが特殊召喚に成功したので手札の【ノクトビジョン・ドラゴン】が特殊召喚されます。
・チェーンを組んで処理、手札には【リボルブート・セクター】、フィールドには【ストライカー・ドラゴン】、【ノクトビジョン・ドラゴン】がある状態です。
・続いてフィールドの2体で【ドラグニティナイト-ロムルス】をリンク召喚。成功時にデッキから【竜の渓谷】を手札に加えます。
そしてリンク素材となった【ノクトビジョン・ドラゴン】の効果で1枚ドロー。
・【竜の渓谷】を発動。効果で手札を1枚墓地へ送ってデッキから【アブソルーター・ドラゴン】を墓地へ送り効果を発動。
【ヴァレット・トレーサー】を手札に加えて【リボルブート・セクター】を発動。効果で先程手札に加えた【ヴァレット・トレーサー】を特殊召喚。
・その後【ドラグニティナイト-ロムルス】を素材にリンク召喚、【リンクロス】をリンク召喚して効果で【リンクトークン】を2体特殊召喚。
・2体いる【リンクトークン】の内1体と【ヴァレット・トレーサー】でシンクロ召喚。【アクセル・シンクロン】をシンクロ召喚し、効果でデッキから【ジェット・シンクロン】を墓地へ送り、自身のレベルをひとつ下げる。
・レベルがひとつ下がった事により、レベルが4となった【アクセル・シンクロン】と残った【リンクトークン】でシンクロ召喚。【ガーデン・ローズ・メイデン】をシンクロ召喚。効果で【ブラック・ガーデン】をデッキから手札に加え、墓地の【ジェット・シンクロン】の効果発動。手札を1枚捨てて自身を墓地から特殊召喚。
・【ジェット・シンクロン】、【リンクロス】の2体でリンク召喚。【水晶機巧-ハリファイバー】をリンク召喚。
効果でデッキから【レッドローズ・ドラゴン】を特殊召喚。
・【レッドローズ・ドラゴン】と【ガーデン・ローズ・メイデン】でシンクロ召喚。【天威の龍鬼神】*をシンクロ召喚。
※レベル8シンクロモンスターならなんでも出せるので環境や手持ちと相談しながら出すモンスターを変えると良いかもしれません。ちなみに私は好きなので【天威の龍鬼神】をチョイスしました。
・墓地へ送られた【レッドローズ・ドラゴン】の効果でデッキから【ホワイトローズ・ドラゴン】を特殊召喚。
そして墓地の【ガーデン・ローズ・メイデン】の効果で、自身を墓地から除外して、墓地の【レッドローズ・ドラゴン】を特殊召喚。
・フィールドの【レッドローズ・ドラゴン】、【ホワイトローズ・ドラゴン】を使って2体目の【ストライカー・ドラゴン】、【守護竜ピスティ】をそれぞれ【水晶機巧-ハリファイバー】のリンク先にリンク召喚。
・【守護竜ピスティ】の効果により、墓地から【ヴァレット・トレーサー】を【守護竜ピスティ】、【ストライカー・ドラゴン】の間に特殊召喚。【ヴァレット・トレーサー】の効果で【リボルブート・セクター】を破壊し、デッキから【ヴァレット・リチャージャー】を特殊召喚。
・【守護竜ピスティ】と【ヴァレット・トレーサー】を素材に【デリンジャラス・ドラゴン】をリンク召喚。
・【デリンジャラス・ドラゴン】、【水晶機巧-ハリファイバー】、【ヴァレット・リチャージャー】で【ヴァレルエンド・ドラゴン】をリンク召喚。
・その後【ブラック・ガーデン】を発動し、【ストライカー・ドラゴン】の効果を自身と墓地の【ヴァレット・リチャージャー】を対象に取り発動。直後に手札に加わった【ヴァレット・リチャージャー】の効果を発動し、自身を墓地へ送る。その後、自壊した【ストライカー・ドラゴン】を対象にして、【ヴァレット・リチャージャー】を特殊召喚。すると墓地の【デリンジャラス・ドラゴン】の効果が起動して墓地から【デリンジャラス・ドラゴン】が特殊召喚されます。
・この時【ブラック・ガーデン】の効果で相手のフィールドに【ローズトークン】が【ヴァレット・リチャージャー】、【デリンジャラス・ドラゴン】の特殊召喚に反応して2体特殊召喚されていますが、【ローズトークン】2体の攻撃力の合計が1600なので、墓地にある【ヴァレット・トレーサー】と同じ攻撃力になります。なので、【ブラック・ガーデン】の②の効果で【ヴァレット・トレーサー】を対象にし、【ローズトークン】を全て破壊。対象にした【ヴァレット・トレーサー】を墓地から特殊召喚。
・【ヴァレット・トレーサー】、【ヴァレット・リチャージャー】の2体を使ってシンクロ召喚。【ヴァレルロード・S・ドラゴン】をシンクロ召喚。効果で【ヴァレルロード・S・ドラゴン】に墓地の【水晶機巧-ハリファイバー】を装備。
・【ヴァレルエンド・ドラゴン】の効果でフィールドの【デリンジャラス・ドラゴン】、墓地の【ヴァレット・トレーサー】をそれぞれ対象に取り効果発動。【デリンジャラス・ドラゴン】の効果*を無効にし、【ヴァレット・トレーサー】を特殊召喚。
＊効果を無効にしていますが、フィールドを離れた時は墓地ではなく除外されます。
・【ヴァレット・トレーサー】、【デリンジャラス・ドラゴン】の2体で【捕食植物ヴェルテ・アナコンダ】をリンク召喚。
効果でライフを2000払い、デッキの【真紅眼融合】を墓地へ送って効果発動。【真紅眼の黒竜】、【ブラック・マジシャン】を墓地へ送って【超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ】を融合召喚。
すると、最終盤面は、
【ヴァレルエンド・ドラゴン】、ヴァレットカウンターを2つ持った【ヴァレルロード・S・ドラゴン】、【超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ】、【天威の龍鬼神】、【捕食植物ヴェルテ・アナコンダ】の計5体となります。
いかがでしょう。
多分こんな盤面作られたら文字通り『詰み』だと思います。
ちなみに【アナコンダ】の①の効果を発動してそれを【ドラグーン】の効果で無効にするかの悪名高いコンボも最初にシンクロ召喚するモンスターを闇以外のモンスターにすれば可能です。
すると盤面が4枚になり、手札が1枚になりますが、【ドラグーン】の攻撃力が、4000となり、余計に突破が困難になります。
はい、見てもらえば分かる通りでイヴが居た頃からなんにも変わっちゃいないんです。
マジで何も変わってないです。むしろ状況悪くなってないか？とまで思います。
なんならこれ、俺が救うまでもねぇじゃん！！と。
救われてた。つかめっちゃ元気。
【エルピィ】と【イヴ】が逝った時は本当にどうしようか苦悩していましたが結局何も変わっていなくてかなり安心しましたね。
【ドラゴンリンク】と言えば【セイファート】や【コラプサーペント】、【ワイバースター】だと思うのですが、今回思い切ってリストラしたのには理由があります。それは後半でお話しましょう。
今回展開ルートが複雑で少しわかりにくかったと思います。申し訳ないです…。
次回の記事では少し工夫しておきます。
では次の記事かカードラボ宇都宮店でお会いしましょう。2号機でした。
ご拝読お疲れさまでした。
