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デュエマ仙台店の 店舗ブログ

【テキストカバレージ】TCGフェスティバル ラボCS 予選5回戦:TIGHT vs. センター

By 塚本 樹詩 Photo by 後長 京介

話は今年の3月まで遡る。

まだ皆さんの記憶にも新しいであろう『全国大会2017年 日本一決定戦』の最中、筆者は全参加者にクイックインタビューという形で様々な質問を投げかけていた。

全国のスタープレイヤーが集まる中、DMGP4thで準優勝の経験もある強豪中の強豪、しゅーいちに来期の注目プレイヤーは誰なのかを聞いた。

しゅーいち『それはTIGHT様ですね。』

―『TIGHTさんですね。』

しゅーいち『いえ、さんではなく様でお願いします。』

しゅーいちが様付けで呼ぶようなプレイヤー、きっと凄いに違いない。それはGP5thが終わった後も薄れることなく、ずっと頭の中に残っている印象深いエピソードとなった。

そんなエピソードから3か月たった今『TCGフェス』というお祭りの舞台で幸運にもカバレージがとれることになった筆者は、受付に並ぶプレイヤーの中にTIGHTの姿を見つけて心が躍動したのであった。

というわけで前置きが長くなったがTIGHTとセンターの一戦をお届けしよう。

じゃんけんの結果、TIGHTの先攻でデュエマがスタート。

まずはTIGHTが《爆殺!! 覇悪怒楽苦》をマナチャージの後に《凶戦士ブレイズ・クロー》を召喚する。

センターも《爆殺!! 覇悪怒楽苦》をマナチャージの後に《凶戦士ブレイズ・クロー》召喚と鏡打ち。

2ブロックの前身となる去年のブロック構築でも存在感を放っていた【ビートジョッキー】同型対決のように見えるが、次のターンから試合は一気に動き出す。

TIGHTの手から飛び出したのは《グレイト“S-駆”》が2体!

2ターン目にしていきなりの3打点形成。

これが新時代の【ビートジョッキー】なのか?

このロケットスタートによってTIGHTの手札は既に1枚となっているので《グレイト“S-駆”》はGGGの条件を満たし、すぐさまにセンターのシールドをめがけ飛び出す。

2体の《グレイト“S-駆”》の後を追いかけるように《凶戦士ブレイズ・クロー》がセンターの3枚目のシールドをブレイク。

トリガーは無く、センターの手札は7枚。

更にドローを加えると8枚ともなると新たな【ビートジョッキー】のキーワードとなるGGGが機能不全になってしまう。

このビートジョッキー同型戦での新たなセオリーを達成し試合のペースを早々に握ったTIGHTにセンターも飽和した手札を突き付ける。

まずは《”破舞”チュリス》をB・A・Dで召喚、そのままTIGHTの《グレイト“S-駆”》を踏み潰すと、自身の《凶戦士ブレイズ・クロー》《グレイト“S-駆”》の片割れと相打ちをさせる。

こうしてセンターは2体のクリーチャーを攻撃に向かわせたので手札から《龍装者 バルチュリス》が駆けつけTIGHTの《凶戦士ブレイズ・クロー》を打ち倒す。

猛攻をしのぎ切ったセンターは《”破舞”チュリス》が弾け飛ぶのを見守った後にターンエンド。

手札をほとんど使い切った猛攻の代償がTIGHTに訪れることとなり、後続としては頼りない《ミサイル“J-飛”》がセンターのシールドをブレイクしターンを終える。

しかし、飽和したというよりは潤沢となったセンターの手札には当然、解答が用意されていてTIGHTの《ミサイル“J-飛”》《スチーム・ハエタタキ》によって駆除されしまう。

続けて《凶戦士ブレイズ・クロー》を召喚すると次は自分が攻撃する番だ、と《龍装者 バルチュリス》がTIGHTのシールドへと突っ走る。
相手の体制が整う前に何とかして攻め切りたいTIGHTだが、ここでは前のターン同様に《ミサイル“J-飛”》を召喚してそのまま、最後のシールドをブレイクするのみに留まる。

ここでとうとうシールドが無くなってしまい窮地に立たされたセンター。だが、ここで後続として追加されたクリーチャーは《ホップ・チュリス》のみ。

TIGHTの猛攻による手札の供給があったものの決定打となるカードは引けずに、TIGHTの戦力を潰しながらゆっくりと攻めることしかできない。

それでもTIGHTのバトルゾーンに残った《ミサイル“J-飛”》は無視できない存在なので《龍装者 バルチュリス》で一方を取ったのちに《凶戦士ブレイズ・クロー》が強制アタックしてターンエンド。

スピードアタッカーが来れば速やかにゲームが終わる。《凶戦士ブレイズ・クロー》のブレイクもあってTIGHTには都合2回分のドローのチャンスが来た!

が、ここでTIGHTは《爆殺!! 覇悪怒楽苦》をマナチャージしてターンエンド。

存外のターンが回ってきたセンターは《”破舞”チュリス》を4マナで召喚してからの総攻撃!

先陣を切った《凶戦士ブレイズ・クロー》がTIGHTのシールドを割ると、そこからは《爆殺!! 覇悪怒楽苦》がトリガーされる!!

《凶戦士ブレイズ・クロー》《ホップ・チュリス》《龍装者 バルチュリス》の3体を破壊し一気に戦線を壊滅させる!!

劇的なトリガーによって、またもやチャンスを引き寄せたTIGHTだったが、自分のターンのドローを合わせて手札を見てみても、そこには現状を打破するカードはなかったのであった。

こうして序盤の猛攻をしのぎ切ったセンターが《龍装者 バルチュリス》《“轟轟轟”ブランド》を召喚するとTIGHTに次のターンがまわってくることはなかった。

 

Winner:センター

 

試合展開に恵まれなかったTIGHTであったが火単の【ビートジョッキー】ながら《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》《“必駆”蛮触礼亞》のコンボを内蔵したチューンを施したリストを数名の参加者とシェアしているとのことなので、詳しくはメタゲーム・ブレイクダウンにて記そうと思う。

そして、再びTIGHTのカリスマ性を追えるチャンスに巡り合えることを切に願うのであった。

 

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