【テキストカバレージ】TCGフェスティバル ラボCS 決勝トーナメント1回戦:こっちゃー vs. スプラッシュ
By 塚本 樹詩 Photo by 後長 京介
予選ラウンドが終わり、上位32名による決勝トーナメントが始まった。
ここからが本番とプレイヤーたちの顔にもより一層の緊張と気合が伺える。
こうして選ばれた32名から1位通過となったこっちゃーと認定ジャッジでもあるスプラッシュとの一戦をお届けしよう!
じゃんけんの結果、スプラッシュの先手でデュエマ、スタート!
スプラッシュは《サイコロプス》をマナチャージした。そのマナがタップされ1マナのアクションが起こってターンが終わるな。と、筆者は視線をノートPCのディスプレイに映した。
しかし、スプラッシュの口から宣言された言葉は《ニクジール・ブッシャ―》であり、最後に残った手札は何と《“轟轟轟”ブランド》であった!!
マナチャージもしないまま2枚のシールドがブレイクされたこっちゃーは次のターン、《暴君 アーザラン/コザラン攪乱大混乱》をマナチャージしてターンを終える。そう、そもそもまだ後手1ターン目なのだ!!
このスプラッシュの勢いは止まることなく《凶戦士ブレイズ・クロー》を召喚すると、《ニクジール・ブッシャ―》のヘビィな一撃がこっちゃーを襲う!!
こっちゃーがの強張った顔が少し緩むと、《終末の時計 ザ・クロック》が着地し、一旦は難を凌いだ。
何とか命をつないだ2ターン目に、これ以上の大型クリーチャーは結構と《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》を召喚してターンを終える。
しかし、問題は先延ばしになっただけでスプラッシュの軍勢は依然として健在している。
まずは《サイコロプス》をJ・O・E 2で召喚してこっちゃーの《終末の時計 ザ・クロック》を山札の下に送る。この動作に《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》の能力も誘発をし《サイコロプス》も山札へと送られる。
手札からのアクションを終えたスプラッシュは《凶戦士ブレイズ・クロー》で最後のシールドを狙うと、こっちゃーは手札に引き寄せた一枚をバトルゾーンに叩きつける!!
姿を見せたのは《奇跡の旋風 トゲガニル》!!
普通に召喚したのならば4マナ2000のブロッカーだが、今のタイミングは、そうスーパー・S・トリガーだ!!
こうして《凶戦士ブレイズ・クロー》《“轟轟轟”ブランド》《ニクジール・ブッシャ―》の3体が一気にバウンスされこっちゃーのバトルゾーンには貴重な貴重なブロッカーが着地!!
九死に一生を得たこっちゃーはバウンスした2体のファッティ《“轟轟轟”ブランド》《ニクジール・ブッシャ―》の再登場を阻むべく2体目の《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》を召喚。
あと一歩を逃したスプラッシュは《凶戦士ブレイズ・クロー》を2体召喚してターンを終える。
スプラッシュの勢いを削いだこっちゃーだが、相手のデッキをみて猶予はあまりないと踏み追加のブロッカーである2体目の《奇跡の旋風 トゲガニル》を召喚し《凶戦士ブレイズ・クロー》に対しての受け入れを作った後で《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》で果敢に攻撃に向かった!!
しかし、スプラッシュがシールドから突き付けたのは《爆殺!! 覇悪怒楽苦》!!
これによって攻撃にむかった《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》はおろか、後ろに控えていた2体目の《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》や《奇跡の旋風 トゲガニル》の片方まで破壊されてしまうとなると、逆転の手立てはここで途絶えてしまう。
まさに、不運と踊ってしまったこっちゃーはここで投了を宣言した。
Winner:スプラッシュ
電光石火の勝利でスプラッシュがこっちゃーを下し、ベスト16へと駒を進めたのであった。
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