【テキストカバレージ】TCGフェスティバル ラボCS 決勝戦:うらっしゅ vs. オチャッピィ
By 塚本 樹詩 photo by 後長 京介
様々なカードゲームのイベントが同時に開催されたこのTCGフェスも終わりの時間が近づき、大会を運営しているブースではこのデュエマのブース同様の雰囲気を出していた。
その日限りではあるものの、それぞれのカードゲームの優勝者がそのゲームの代表のような意味合いを持つと考えると、CSでの優勝以上に価値のあるものになるのだろう。
それだけじゃない、この試合に勝つことで全参加者135名の頂点に立つことができDMPランキングのポイントも一気に2400増える。
TCGフェスという一大イベントで優勝というメモリアルな経験を積めるのはうらっしゅか、はたまたオチャッピィか?
ジャッジのアナウンスと共に、今日最後のデュエマがスタートした!!
Game 1
じゃんけんの結果はオチャッピィが勝利し、いよいよGame 1が始まった。
オチャッピィが《唸る鉄腕 ギリガザミ》をマナチャージすると、うらっしゅは《終末の時計 ザ・クロック》をマナチャージ。
前試合同様オチャッピィはまたしても【トリガー・ビート】同系か?と思った矢先にうらっしゅはすぐさま手札から《ジョジョジョ・ジョーカーズ》をプレイ!
4枚の内から《パーリ騎士》を手札に加えると、2ターン目も続けて《ジョジョジョ・ジョーカーズ》を唱え、今度は《ヤッタレマン》を手中に収める。
こうして手札に引き寄せた《パーリ騎士》で墓地の《ジョジョジョ・ジョーカーズ》を1枚マナゾーンに置くと、《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》を2回連続で使う圧倒的ロケットスタートをみせる!!
《ガンバトラーG7》《シャダンQ》《ジョジョジョ・マキシマム》《ヤッタレマン》《ヤッタレマン》《チョコっとハウス》を一気に獲得したうらっしゅ。
次のターンには《ヤッタレマン》2体連続召喚から《パーリ騎士》で更に墓地に残った2枚目の《ジョジョジョ・ジョーカーズ》をマナに置き、更に《ヤッタレマン》と《チョコっとハウス》を召喚!!
爆発的に膨れ上がったうらっしゅの戦線に対してオチャッピィがこの間にできたことといえばマナチャージからの《次元波導魔法 HAL》による2ドローだけだった。
完全に開いたリソース差であるが、オチャッピィはここでようやく《ドラゴンズ・サイン》からの《サッヴァーク ~正義ノ裁キ~》着地で《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》が表向きとなった1組のシールドを追加し、ターンを終える。
うらっしゅは自分のターンが来ると前のターン同様矢継ぎ早に《あたりポンの助》召喚から《SMAPON》宣言、そして《ガンバトラーG7》を1マナで召喚からの《ジョジョジョ・マキシマム》を《パーリ騎士》に向けて唱える!!
総攻撃の準備があっという間に整い、まずはマキシマムにパワーアップされた《パーリ騎士》の攻撃を《サッヴァーク ~正義ノ裁キ~》に受け止めさせると3体の《ヤッタレマン》で次々とシールドをブレイクしていく!!
この3枚の内の1枚は《次元波導魔法 HAL》がトリガーしたものの、盤面に影響はないのでうらっしゅは更に《ガンバトラーG7》で攻撃!
すると次の2枚はどっちもトリガーでオチャッピィは《ルクショップ・チェサイズ》でシールドを1枚増やし、手札を1枚増やした後で《スーパー・エターナル・スパーク》を使って《あたりポンの助》をシールドへと送る!
しかし、まだまだアタッカーは用意されているので2体目の《パーリ騎士》が攻撃!
またしてもシールド・トリガー発動し《ドラゴンズ・サイン》から出てきた《煌龍 サッヴァーク》が《チョコっとハウス》を表向きのシールドにする。
うらっしゅの総攻撃を凌ぎ切ったオチャッピィ。
まずは《次元波導魔法 HAL》を唱え手札を2枚増やした後で《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》を召喚する。
そして《サッヴァーク ~正義ノ裁キ~》の攻撃で《ヤッタレマン》を破壊すると《煌龍 サッヴァーク》がシールドへと向かう。
ここまで勝ち上がってきたオチャッピィの必殺のムーブである手札からの《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》で、うらっしゅのジョーカーズ軍団を全て封じこめながらドラゴン・W・ブレイク!!
残された1枚のシールドに《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》が表向きで置かれた後、ドラゴン・W・ブレイクの効果で《煌龍 サッヴァーク》と《ルクショップ・チェサイズ》が更に重なる!
うらっしゅはなんとか《終末の時計 ザ・クロック》をトリガーすることで追撃を防げたが、クリーチャーを全フリーズされた後の展開で2頭のマスター・ドラゴンを止めることができず、決勝はオチャッピィがまずは一勝をもぎ取るのであった!!
うらっしゅ 0-1 オチャッピィ
Game 2
逆転勝利され後がないうらっしゅであったが、勢い自体は落ちていないのか2ターン目に《ヤッタレマン》を召喚すると《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》を唱える最高の立ち上がりを見せる!!
《ガヨウ神》《バイナラドア》《シャダンQ》を得たうらっしゅはマナチャージのターンを挟んだ後で《ガヨウ神》を召喚し2ドロー、そして《ガンバトラーG7》を捨てて2ドローと手札を急速に増やしていく。
一方、この動きに対してオチャッピィはまたしても4ターン目までマナチャージの後に《次元波導魔法 HAL》による2ドローでターンを終える。
うらっしゅのデッキには受けデッキの天敵となる《ジョジョジョ・マキシマム》が採用されているので、トリガーに全てをかける訳にはいかないマッチアップとなっているが、先攻のうらっしゅにこのままペースを握られてしまうのか?
しかし、大量にドローしたものの内容が良くなかったのかうらっしゅは《ジョジョジョ・ジョーカーズ》から《パーリ騎士》を引き寄せるとそのまま《パーリ騎士》を召喚して墓地の《ジョジョジョ・ジョーカーズ》をマナゾーンに置いた後で《終末の時計 ザ・クロック》を召喚してターンを渡してしまう。
何とか5マナに到達できるターンがきたオチャッピィは《ドラゴンズ・サイン》から《サッヴァーク ~正義ノ裁キ~》を着地させ《スーパー・エターナル・スパーク》が表向きとなった1組のシールドを追加して、ひとまずは安心といった感じであろうか?
返しのターンでうらっしゅが《ガヨウ神》を足掛かりにクリーチャーを展開するものの、それをまたしてもオチャッピィが《サッヴァーク ~正義ノ裁キ~》からの《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》で封じ込めようとする。
しかし、うらっしゅは手札からの《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》を皮切りに《ヤッタレマン》《あたりポンの助》《ガンバトラーG7》と展開すると2枚の《ジョジョジョ・マキシマム》を使って、ダメ押しに近い打点を押し付け、一気にオチャッピィにダイレクト・アタックをするのであった!!
うらっしゅ、執念の一本取返しで勝負は最終戦へ縺れ込んだ!!
うらっしゅ 1-1 オチャッピィ
Game3
最後はオチャッピィの先攻。
最終戦で先攻を取れたオチャッピィだったが三度、マナチャージから4ターン目《次元波導魔法 HAL》での2ドローがファースト・アクションとなってしまう。
うらっしゅはその間に《ジョジョジョ・ジョーカーズ》で《シャダンQ》を入手してから《ヤッタレマン》《パーリ騎士》召喚と順調に歩を進めていた。
オチャッピィの《次元波導魔法 HAL》での2ドローを見た後でうらっしゅはそれに合わせて《あたりポンの助》を召喚し、《煌龍 サッヴァーク》を指定する。
この一手によってオチャッピィは《ドラゴンズ・サイン》から《煌龍 サッヴァーク》を呼び出すものの、盤面の対処はおろか、シールドの回復までもが禁じられてしまう!!
こうしているうちにうらっしゅはクリーチャーの頭数を増やしていくとジョーカーズのカウントはついに11に到達し《ガンバトラーG7》からの《ジョジョジョ・マキシマム》が決まると、オチャッピィのシールドは全て吹き飛び、その日最後のダイレクト・アタックの後にうらっしゅは勝利の雄たけびをあげた!!
うらっしゅ 2-1 オチャッピィ
Winner:うらっしゅ
デュエルマスターズ ラボCS in C-labo TCG FESTIVAL2018優勝は《ガンバトラーG7》と《ジョジョジョ・マキシマム》で並み居る対戦相手を倒し続けた、うらっしゅ!!
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