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【テキストカバレージ】TCGフェスティバル ラボCS 決勝トーナメント3回戦:白梟 vs. ジャッカル

By 塚本 樹詩 Photo by 後長 京介

多くの参加者で溢れていたフロアもベスト8まで人数が絞られると、最前列テーブルにのみ試合卓が残っている状態になり、デッキのシャッフルの音が目立つほどの静寂と緊張感がそこには充満していた。

東京の池袋サンシャインで行われているこのお祭りに、遠く群馬からの遠征組の姿もあった。

そこからベスト8まで勝ち進んだDMPランキングでも群馬県1位である白梟と、それを迎える地元プレイヤージャッカルの一戦をお届けしよう。

この試合が最後の一本先取ともあってか、じゃんけんにも力の入る二人だが、ここで勝った白梟が先攻となりデュエマ、スタート!

 

白梟が《終末の時計 ザ・クロック》《サイコロプス》をマナにカードを置けば、ジャッカルは《無法地帯 マクラーゲン/無法警報PSY》を2回置いた後に《エマージェンシー・タイフーン》をプレイ。

この呪文でジャッカルが手札から捨てた《集器医 ランプ》を見て白梟はジャッカルのデッキタイプを察する。

そして白梟も自身のマナゾーンに《煌龍 サッヴァーク》をチャージし《勇愛の天秤》と唱え《終末の時計 ザ・クロック》を捨てて2枚カードを引けば【トリガー・ビート】対【サソリ・ループ】ということが明るみになる。

新弾の影響を受けて最大勢力となった【ビートジョッキー】もベスト8には一人しかのこっておらず、2ブロックの深淵を除いたような組み合わせとなった。

ジャッカルは《堕魔 ドゥポイズ》をチャージすると《ボーンおどり・チャージャー》でマナを墓地の両方にリソースを供給する。

こうして墓地に置かれたのは《エマージェンシー・タイフーン》《凶鬼07号 ジャバランガ》

墓地に必要パーツを溜めていくジャッカルに対して白梟は《次元波導魔法 HAL》でドローを重ね手札に必要パーツを集める。

軸の違ったリソース獲得合戦はジャッカルの次のターンのアクションである《エマージェンシー・タイフーン》からの《サイバー・チューン》によって少しずつジャッカル側に優位が傾いているかのように見えていた。

5マナを使ってのアクションで手札を循環させながら墓地に2枚の《阿修羅サソリムカデ》《水上第九院 シャコガイル》を送り込めば、後は釣り竿となるキーカードを唱えるだけとなったジャッカル。

それに待ったを掛けるべく白梟は《ドラゴンズ・サイン》から《サッヴァーク ~正義ノ裁キ~》を呼び出す。

表向きと裏向きのシールドを追加する能力が発動し、表向きに置かれたカードは《次元波導魔法 HAL》。【サソリ・ループ】相手にS・トリガーはあまり期待できないが、表向きのシールドがあるだけで破壊耐性が付く《サッヴァーク ~正義ノ裁キ~》はこのマッチアップでは頼もしいアタッカーとなるだろう。

こうしてジャッカルにもようやく6マナ目に到達できるターンが訪れ、ジャッカルは満を持してもちろん、手札に用意されていた《戒王の封》を唱える。

地獄の窯の底から蘇った《阿修羅サソリムカデ》が墓地を肥やしながらも2体目の《阿修羅サソリムカデ》《凶鬼07号 ジャバランガ》を呼び寄せると、後は墓地を肥やし必要パーツが落ちるのを待つだけであった。

こうして《グスタフ・アルブサール》《阿修羅サソリムカデ》の上に進化したのちにジャッカルはなんと、エンドを宣言!!

複数回の《阿修羅サソリムカデ》の破壊効果が誘発され《凶鬼07号 ジャバランガ》が破壊されると、この動きをトリガーに再び《阿修羅サソリムカデ》が墓地を肥やしながら墓地とバトルゾーンを行き来する。

その途中でついに《堕魔 ドゥポイズ》まで辿り着いたジャッカルであったが、ここでもループは止まってしまう。

が、ターンエンドの誘発チェックタイミングを通過した後に復活した2体の《阿修羅サソリムカデ》、そして《堕魔 ドゥポイズ》《グスタフ・アルブサール》《凶鬼07号 ジャバランガ》の総勢5体のクリーチャーがバトルゾーンに残るとなると、コンボを決めるまでもなく打点でも勝てるのでは?と思っていしまうほどの威圧感があった。

それ以上に危機感を感じているのは白梟だろう。彼の使うデッキは受けに特化したデッキなので攻めるスピードが決して速くない。それを知ってジャッカルは、無理に早く決めなくてもよいという判断をしたのであろう。

何度も誘発された《堕魔 ドゥポイズ》の破壊能力をものともしない白梟の《サッヴァーク ~正義ノ裁キ~》であったが、この1体を元にダイレクトアタックまで漕ぎ着けることができるのか?

もう後がない白梟はせめて打点での負けだけはせめて防ぎたいと《サッヴァーク ~正義ノ裁キ~》で攻撃すると《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》を使ってジャッカルのクリーチャーを全てフリーズさせる。

しかし、白梟の抵抗も虚しくジャッカルのシールドから《終末の時計 ザ・クロック》がターンの終わりを報せる。

返ってきたターンでジャッカルは手札から《堕魔 ドゥポイズ》を召喚すると再びループが始まり、墓地には《集器医 ランプ》《龍装医 ルギヌス/地獄のゴッド・ハンド》《終末の時計 ザ・クロック》と必要なパーツが揃い《水上第九院 シャコガイル》《終末の時計 ザ・クロック》がバトルゾーンに出て、ジャッカルの特殊勝利が決まったのであった。

 

Winner:ジャッカル

 

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